「ここは俳句を学ぶジム、森ジムです✏️」俳句初心者が俳人となる、その日までの記録。(はじめの日のつづき)
また、お目にかかれました、
ありがとう存じます。
「ジム」とは、
「gymnasium (ジムネジウム)」の略で、体育館や練習場の意味を持つ、
そんな言の葉でございます。
わたくし森八七菜が、
密かに俳句を学び愉しむところ、
それが、「森ジム」でございます。
「森ジムへようこそ、
お越しくださいました」。
森の中にある、このジムでは、
どうか心ゆくまで、
ごゆっくりお寛ぎくださいますように。
「サードプレイス」という、
言の葉をお聞きになったことはございますか?
アメリカの社会学者、
レイ・オルデンバーグ氏が、
「ザ・グレート・グッド・プレイス(The Great Good Place)」の中で提唱いたししました。
現代社会において、
ストレスや責任から開放され、
職場でもなく、家庭でもない、
第三の場所が必要であるという考え方のことで、
人生において、このような場所が必要であるということなのですが、
わたくし、この言葉を、
とある番組で知りました。
多摩川の土手で開かれる、
手作りの図書館、「川の図書館」を、
追いかけたドキュメントでございました。
「森ジム」は、
まさに「サードプレイス」を目指しております。
わたくし自身の、
そして、こちらをお訪ねいただく皆様の、第三の場所でありたいと存じます。
それでは、今日は俳句を学ぶ、
はじめの日です。
昨日、届いたばかりの二冊の指南書を傍らに、学んでいこうと存じます。
さてさて、まずは俳句を作るために必要なモノは…。
そうですね、「書くもの」、
これは、すぐに用意できます。
ここだけのお話ですが、
「*言の葉Days*」は、
ほぼ、スマホのメモで作成しております。
藤田湘子先生のご本には、
国語辞典(古語・現代語)と、
漢和辞典は必ず用意するようにとあり、
用意しなければ次の学習に進むことはできないとあります。
「よかった…、ひとりで学びはじめて」、
叱られることもなく、
ここは静かで平和、平和…。
国語辞典は家にあった、
「新明解 国語辞典」を使い、
漢和辞典は…💧
スマートフォンのアプリで用意する。
「漢字けんさく+」というモノである。
あとは、「歳時記」、
これは色々と以前より買い揃えており、
お任せあれである。
もしも、この記事を読みながら、
俳句をはじめてみようというお方様で、
「歳時記」がお手元になければ、
わたくしにお便りください、
「季語」のお便りをお送りいたします。
けれどきっと、
俳句をはじめてみたら、
すぐに「歳時記」は欲しくなるはずなので、こちらでわたくしの推しの、
「歳時記」をご紹介いたしますね。
お次は「俳号」、
難しく言えば「雅号(がごう)」を、
初心者はつけるのが良いとある。
俳句の作者が誰かを記すもので、
本名だと、投句する時などに受け付けてくれないこともある。
わたくしが投稿しているサイト、
「俳句ポスト365」では、必ず俳号がいる。
https://haikutown.jp/post/
「俳号」をつけるのは、
自分でOK、書道などでは師匠にお願いして、なんてこともあるかもしれないが、
「俳号」は、なんの「しがらみ」もなく、スキに考えてよいのである。
ちなみに、わたくしの俳号は、
「森八七菜」である。
前職の観光業のお仕事を辞めてから、
10年ほど、子どもたちの多い書写教室で、アシスタントをしていた時、
3歳から高校2年まで、
ともに学んだ、お嬢さんからお名前をお借りしている。
わたくしの名前と、お嬢さんのお名前と、組み合わせて勝手に作り上げた、
そんな俳号なのである。
八と七は縁起がよいし、
「葉」は、
お嬢さんのお名前の漢字を一文字いただいている。
「七枚、八枚、言の葉を集め、
幸せを積み上げる」、そのような意味を持つ「俳号」なのである。
形から入ることは大切なことであると、
わたくしは信じている。
そして、「なりきる」ことも、
何者かになりたいと思いたったのなら、
もう何者かに、
「成った」つもりが1番だと思っている。
そうして今まで生きてきたけれど、
だいだいそのように「成る」。
というわけで、
今日は、「俳人」になりきり、
学びを終えようと思う。
あれあれ…、
「もう、終わり?」、
そんなお声が聞こえてくるようだけれど、ムリは禁物、ほどほどがよい。
というか、そろそろ日暮れである、
今日はこのあたりで失礼いたします。
またこちらで、
お目にかかれますことを願いなら、
わたくしの勝手な学びに、
おつき合いをいただき、
誠にありがとうございます。
もしも素敵な「俳号」を、
お考えになったお方がいらしたら、
お便りお待ち申し上げております。
それではまたお会いする日まで、
ごきげんよう…☘
✏️ 参考資料 ✏️
「新 20週俳句入門
第一作のつくり方から」
藤田湘子著
「夏井いつきの
世界一わかりやすい俳句の授業」
夏井いつき
ふうちゃん様 イラストより
いつもありがとうございます☘