【⚖️パワハラ物語 episode:13】
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【⚖️パワハラ物語 episode:12】
労基署にも行ったが、現段階ではあまり解決には役立たなさそう…
ということでしばらく様子をみることにした私たち。
そんな時さらに事件は起こった。
とある日の朝、いつも通り書類を取りに別の事務所に行った和泉さんを待ち伏せしている人物がいた。
車から降りて事務所に入ろうとした時、
その待ち伏せをしている、とある人物に声をかけられた。
そう、くる代だ。
突然待ち伏せされて戸惑う和泉さん。
和泉「おはようございます。」
と挨拶を返す。
今度は何がくる代の癇に障ったのか…なんでくる代がここにいるのか…。
そう考えていると、
先日、和泉さんは試用期間から本契約の更新があった。
そしてその時にちゃんとした本契約の説明はなく、ただ契約書がナリエの机に置かれていただけだった。
当然その時のくる代の対応は、
「契約書がナリエの机の上に置いてあるからサインして提出してって言っといて。」
と、私に伝えただけだった。
くる代が和泉さんに直接渡すわけではなく、私を通して契約書にサインをさせたかっただけだった様だ。
そんなサラッとした流れだったので、てっきり前もって別の日に本契約の説明をされているものだと思って和泉さんに
「契約書にサインして提出してねって言ってたよ〜」
と伝えたら
「あれ?私まだ何の説明もされてないんですけど…試用期間と本契約で何か変わることあるんですかね?」
と言われたので驚いたのを覚えている。
そのことを今更になって
「ちゃんと話してなかったからあんたは勘違いしてる!!」
と、あたかも和泉さんが悪い様に言ってきたのであった。
続けてくる代は、
と和泉さんを会議室に入るように言った。
恐る恐る会議室に入る和泉さん。
そしてだんだんヒートアップするくる代。
それを勘違いしないで!!!と。
続けて
和泉さんはこの間ずっと無言でただ立っていたそうだ。
そのあとは書類を取りに行っていつも出社してる事務所に出社してきた。
そしていつもと様子が違う和泉さんに
えぬ「おはようございます。あれ?なんか大丈夫?」
と声をかけたら、先程の待ち伏せの話を話してくれた。
毎回毎回こんなくる代の主張に付き合わされる身になってほしい。
" 監視する "ってパワハラじゃないの?
監視したところであなたは和泉さんの仕事内容を理解できないでしょ。
と思った。
その後、待ち伏せだけじゃ言い足りないくる代は私の席にもきて
くる代
「和泉さんにゴミ出ししとく様に言っておいて!」
と言ってきた。
私は
「はぁ・・・。」
とだけ返しておいた。
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