【HANOWA】採用ピッチ資料を解説
こんにちは!HANOWAで採用企画を担っている高谷です。
脱炭素系のベンチャーで新規事業を担いつつ、HANOWAなど好きな会社のいくつかに人事戦略周りで従事しています。
「HANOWAって何?初めて聞いた」
「採用市場でも見たことないけどほんとに採用してるの?」
などと思われるかもしれませんが、本格的に正社員採用を強化し始めたのはつい最近です。
マーケティングも開発も力強く進められているため業界内ではポジションを築けている一方、バーティカルなプロダクトということもあり元々ご存じだった方は多くないかと思います。
なので本noteに訪れた方に向けて、最近公開した採用ピッチ資料をもとにいくつか推しポイントを共有させてください!
対峙している社会課題
プロダクトや業界への熱い想いについては、別の記事をご覧頂くのが一番早いのでここではサラッと流しますが、まず業界構造として歯科衛生士の免許を持っている約30万人のうち14万人近くしか働いていないのが現状です。
それで足りていたら問題ないのですが、最近の歯科衛生士の求人倍率は20倍以上となっており、1人の歯科衛生士さんを20の歯科医院で取り合っている採用市場。
政府が足りないと悲鳴をあげているITエンジニアでも12倍だそうなので、歯科業界の不としてはかなり深刻な状況。
就業していない理由はシンプルで出産・育児・結婚、それに伴う勤務時間の確保が難しいということ。
であれば、歯科衛生士さんがスキマ時間で働ける構図にしましょうということで作られたのがHANOWAでした。
それも単にマッチングするのではなく、本来の市場価値に向き合うべく
歯科衛生士さんが時給を自分で決められる
歯科衛生士さんが勤務した歯科医院からレビューがもらえる
の特徴があり、このあたりこそかなり優れている競争優位性になっています(結果としてどのサービスよりも短期間かつ低コストで人材調達できるプロダクトに)
最近では月収50万円や、時給3,000円の歯科衛生士さんが出てきているようで、市場価値を最適化している感覚がとにかく凄まじいです。
ユーザーだけじゃなく当然HANOWA社員も
HANOWAのバリューに「滑らかに働こう!」がありますが、これは前述のようなユーザー目線だけでなく、もちろんHANOWA社員としても通ずる価値観です。
冒頭で正社員採用始めました!と言ったものの、実はHANOWAとしては雇用形態にこだわっておらず、大半が業務委託で構成されている組織です。
滑らかすぎてフルリモートはもちろんですし、出社するオフィスもありません。
下図の最後には「役割を超えて、顧客のために共創する」とのことでしたが、採用企画の一環で「求職者は社内のイメージが分からないのでnote運用していきましょう」とCOO南部さんに持ち掛けたら開口一番「じゃあいろんな人巻き込んでやりましょう」の返答でHANOWAのnoteマガジン=社員ブログやテックブログが始まるぐらいには共創力高いです。
10名弱のメンバーが有志で集まってくれました。うれしい。
エンジニア採用に力を入れています
スタートアップだからとか、永遠のβ版とか、そういう言葉に甘えられないフェーズとなってきました。
採用ピッチ資料内でも紹介していますが、HANOWAを使ってくださっている歯科医院もユーザーさんも毎月凄い速度で伸びており、徐々に業界のインフラとなってきている感覚があります。
ユーザーさんの生活もかかっているし、歯科医院の運営もかかっている、そんなプロダクトがシステムの負荷に耐えられなくなったりするとかなり痛手。
そんなこんなで、伸びてるプロダクトをシステム側から強化していく必要があり、エンジニアさんがもっと必要な組織状況になってきました。
最近HANOWAの開発組織についてエンジニアの佐々木さんが解説してくださったので是非ご覧ください。
前述にもありますが雇用形態にこだわらない組織なので、正社員で転職を考えている方もフリーランスで新たにプロジェクトを探している方も問わず、少しでも興味を持っていただけたのであれば、一度カジュアルにお話させていただけるとうれしいです。
TwitterのDMからでも構いませんので是非ご連絡ください!