てらすの学びを地域に還元せよ！Terrace神奈川

地域のために、Terrace４７プロジェクト始動！

２０２２年より始まった教員の授業力向上オンラインサロン「授業てらす」も１年以上が経ち、これまで様々なセミナーやイベントを開いてきました。
プロ講師の先生方の授業や、メンバー同士での高め合いにより、たくさんの学びの蓄積があります。

コロナ禍以前は、各地域で対面での学習会や勉強会があり、その中で若手や中堅、ベテランの先生方のつながりが生まれ、知識・技術の継承が行われていたのではないでしょうか。それが、コロナ禍になり、日本全国で開催中止を余儀なくされ、そういったつながりが分断された地域も多かったように思います。

そこで立ち上がったのが、「授業てらす」の学びを全国の地域に還元することを目的にした「Terrace４７プロジェクト」。

何のために？Terrace神奈川の目的。

主な目的は２つあります。
・授業てらすの学びを地域に還元する。
・新しい繋がりを生み出す。

これまで積み重ねて、培った授業てらすの学びを、地域に還元すること。自分たちが学ぶだけではなく、それを自分たちが働く地域のため、同僚のため、仲間のため、そして、子どもたちのために還元することが、授業てらすが目指す「全国の教室をハッピーにする」モットーに繋がります。

そして、地域の学習会や勉強会がコロナで分断された今だからこそ、授業てらす発信の新たなつながりを生み出すこと。一人も置いていかない、孤立させないために、地域に根差した対面での学習会を行います。

この目的を達成するために、まずは神奈川県が先陣を切りました！
神奈川県には、授業てらすの魅力的で個性的なメンバーがたくさんいます！

学習会の内容

授業てらすメンバーが、それぞれの勤務校や地域に呼びかけ、同僚や仲間を積極的に誘いました。
当日は、授業てらすメンバーと、それ以外の参加者がちょうど半分半分といった絶妙なバランス構成で、対面にて学び合うことができました。

学習会では、２名のメンバーによる実践発表が行われました。
１人目 おざ_ 「由井薗先生授業伴走プログラム」
２人目 つばっち 「総合実践”八重桜プロジェクト”」

てらすメンバーによる実践発表をし、それを軸に参加者で対話し、全体共有しました。
それぞれが授業てらすで学んだことを基に実践発表をして、それを基にグループで話し合ったり、質疑応答をしたり、全体共有したりして、授業てらすで学んだことをさらにみんなで深めることができました。

Terrace神奈川の成果

第１回目のTerrace神奈川の成果としては、以下のものが挙げられます。

【成果】
・授業てらすの学びをアウトプットできた。
・それが、参加者の学びに繋がった。
・てらす内外問わず、参加者同士で繋がれた。

メンバーの勤務校から参加した参加者は、「てらすの人たちの熱量に刺激を受けた！自分ももっと授業を頑張りたい！！」と火がついていました。

２０台後半、３０代前半の同年代が多かったことも、影響が大きかったと思います。

参加者の声

「少人数だからこそ語り合える、学び合える時間だった」

「 社会と総合の難しいところのモヤモヤが少しとれたような気がします！」

「どんな問いを与えるか、はどの教科でも大切であることがわかりました。社会はひとつのテーマをどこまででも広げられるところに面白さと難しさがあると思います。 なんとなく近くにあるもの、を自分事として捉えられるような授業をしていきたいです。」

「概念的なものではなく、具体的な実践発表が聞けたのが大変勉強になりました。 また、実践発表された方でも常に考え、悩みながら日々取り組んでいるのだなと思い、その姿勢が大切だと改めて思えました。」

「社会科と総合はずっと苦手意識をもっていました。社会科は今まで逃げ続けてきたので今年こそは本気で頑張ろうと思っていました。子どもたちに「社会楽しい！」と思って貰えるように、ほんのちょっとの工夫を頑張り続けたいと思いました。総合は子どもたちへのインパクト、何のためにやるのか誰にアウトプットしていくのか、教師の働きかけも大切だと思いました。」

Terrace神奈川の意義、そして、これから

授業てらすのオンラインでたくさんのことを学ぶことができます。場所や時間を超えて、オンラインで繋がって学び合えることの素晴らしさを感じます。

でも、やはり直接会って、同じ空間で学び合うこの良さもまた改めて今回感じることができました。どちらの良さも大切にしながら、今後も、てらすの学びを地域の先生たちのために、還元していければと思います。
神奈川につづき、他の地域でも学習会が行われることを期待しています！！
また、Terrace神奈川も第２回、第３回と新たなつながりを増やしながら、続けていければと思います！！