国語フォーマンセルチームB〜素敵な仲間との出会い〜
国語フォーマンセルチームB、無事完走いたしました。
一緒に伴走してくださったメンバーは、本当に素敵な方々で、学びが深まりました。
「目指せ!子どもが国語を楽しいと思えるように!」
を合言葉にはじまった、フォーマンセル。
実践を重ねる中で、チームAと交流する機会もあり、楽しませていただきました。
チームBで中心となったのは、「話すこと・聞くこと」単元に挑戦した実践になります。
〜メンバーの実践より〜
普段働いていると、いい授業をしたいという思いからインプットをする機会はたくさんありますが、自分の実践を振り返ってまとめたり、言葉にして伝えたりするアウトプットの機会には中々恵まれません。
かと言って、実践をまとめてSNSやブログに発信するほどの着実さのない私。
フォーマンセルだったら、アウトプットの機会になると思い、参加しました。
今回、3人で考えた単元は2年「そうだんにのってください」(光村)です。友達の相談に乗りながら話し合う力を伸ばしていく「話す・聞く」単元です。
研究授業で扱うことも少ない単元だと思いますし、今回のような機会がなければ立ち止まって教材研究することもなかったであろう単元です。
フォーマンセルでは、次の4つのことに取り組みました。
①単元の構想を練る
②実践の進捗状況を報告する
③実践のまとめを報告する
④みんなで授業の様子(話合い)を見合う
実践と報告を繰り返すことで、実践内容だけでなく教材への理解も磨かれていきました。
最後には、学級の話し合い活動の様子を動画で見てもらいました。
それぞれの立場から、子供の姿から気付いたことを述べあっていくうちに「なんでこの子はこんなことを言ったのかな?」と子供を見取る視野が広がっていくことを実感しました。
協議の中で、「これが足りなくて」「こうすればもっとよくなった」と反省を述べている私に対して、
「先生は、どこまで求めていたんだっけ?」と意見をもらいました。
これまでフォーマンセルで話し合った評価規準はもっと低いものでした。
『子供たちを伸ばそう』と何でも際限なく求めてしまっていた私は、その言葉で大きな気付きを得ました。
「ここまで出来ればいい。」そして「ここまでは出来なくていい。」
評価規準を明確にした上で、子供たちのありのままの姿を見取ることで、子供たちに優しい眼差しを送ることができるのだと感じました。
すてきな気付きをさせてくれたフォーマンセルのメンバーのみなさんに感謝です。
〜フォーマンセルを終えて〜
あまり校内研で扱うことない「話すこと・聞くこと」の単元を扱ってくださいました。
グループ毎の話合いの様子をビデオで撮影してくださり、子どもの姿から次はどのような手立てをうつか、メンバーと議論を深めることができました。フォーマンセルだからこそ得ることができた学びだと確信しております。
一緒に授業をつくっていく過程が本当に楽しかったです。
フォーマンセル国語Bチームとしてメンバーのみなさんとつながることができたことに感謝いたします。
ぴーちゃん_川﨑博道@宮崎県