[本を読んだ感想]続・ひでおと素子の愛の交換日記

・新井素子氏が「グリーン・レクイエム」を書いてるあたりの随筆とあじましでおのイラスト
・女だからって格好にあれこれ言われる新井氏のぼやきが「洋服の話」に書かれている。当時のSFファンダムのホモソ感がひしひしと伝わってくる「新井素子七変化」で着せ替えショーやらされてるの、ちょっと可哀想だなって思った。
・プログラマとの対談。対談をとるとき、時間を区切って場所とかシチュエーション(散歩しながらとか)変えると意外と長時間話ができるっていう方法論はなかなかいいと思った
・80年台のプログラマたちも意思の不統一には手こずっていたのがよくわかる。Gitすらないんだもんな。

追記:「新・ひでおと素子の〜」を読んだ。3冊通してどんどん文体がグレードアップしている。「夏」という話と、千羽鶴(略)と、「あたしがご飯が好きなんだ!」の話が好き。身体的な経験を描写してもらうとかなり良さが出る人な気がする。

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