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あなたの頭の中は誰が中心ですか?(インサイドヘッド2)

※ネタバレあり

観た作品の感想とかも書いていこうと思います。
ただの作品の紹介にはならないようにするつもりです。

なので、詳細なあらすじを書くつもりはないのですが、感想や考えを述べるのに必要な範囲でやむなくネタバレになる部分はあると思いますので、ネタバレ嫌な方は逃げて!早く逃げて!!

感想

昨日(9/8)、映画館で「インサイド・ヘッド2」を鑑賞してきました。
少女ライリーの成長の物語。

そもそもこの作品の設定がよくできてるなと思います。
ライリーの頭の中で、様々な感情を司るキャラクターがドラマを繰り広げ、それがライリーの人生になる。

一つの感情だけで生きてるわけではなく、常にいろんな感情が共存している。

この2作目では、1作目から時が経ちライリーが成長します。
成長すると、これまでの感情だけでは片付けられないこと、感情を持て余すことに出くわします。それをうまく描けてるなと感じました。

小さい時はみんなの前でも大きな声で笑顔で歌ってた親戚の子が急に歌わなくなったり、自分から手を繋いで来てた子が急に距離を取り出したり。

誰しもが心当たりがある変化。
それを設定でうまく描いてるなと思いました。

そして、1作目から変わらず、いろんな感情を認めながらもそのリーダー的な役割を果たすのはあの子であって、それもまた作り手のメッセージであり、希望なのかなと思いました。

彼らの頭の中には彼らがいるの?

映画を観始めてしばらくして、ふと思ったこと。

感情を司る彼らの頭の中にもまた別の彼らがいるのだろうか。

映画の中では、「カナシミ」が喜んだり、「イカリ」が不安そうにしてたりする場面があります。

基本はその名前のとおりの感情で動くんですが(基本カナシミは悲しんでるし、イカリは怒ってる)、必ずしもそうじゃないときがある。まぁ当然と言えば当然なのですが。

それはもしかして、カナシミの頭の中にはヨロコビやイカリがいるし、イカリの頭の中にもムカムカやビビリがいて、その彼らの頭の中にいる彼らの頭の中にもまた別の彼らがいて…

無限に続く!!

気になりますね。どうなんだろ。
いたと仮定すると、きっとカナシミの頭の中の中心にいるのはカナシミで、イカリの頭の中の中心にいるのはイカリなのかな。

ということは、ライリーの頭の中の中心にいる子と、ライリーの親や友達の頭の中の中心にいる子は違う可能性が出てきます。

これが正しいとすれば、それが性格の違いとして表れるのかなと思います。
では、だとすれば、「誰が(どの感情が)中心か」はどうやって決まるのでしょうか。

んー、気になる。

原題は"Inside Out"

ご存知の方も多いと思いますが、この映画の原題は「インサイド・ヘッド」ではなく、"Inside Out"。裏返し、裏表、とかの意味。

いくつかサイトを見てみましたが、何やら英語で聴くか英語字幕で観れば、その意味がわかるようです。

「インサイド・ヘッド」も英語的には少し違うような気もします(inside of the headとか?)が、これだと「頭の中で起こってるできごと」という意味までしか掴めない気がします。

何が裏表、裏返しなのか、気になりますね。
ライリーの頭の中の出来事が見えてる(外に出てる=裏表?)とか?

気になって夜も眠れま…zzZZ

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