クリエイティブする人って何を考えているの?を理解する。
『ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門』
原野守弘・著 クロスメディア・パブリッシング
https://amzn.to/3eNrZjX
ドコモ、ポーラ、ホンダ、GODIVAなどの有名な広告を手掛けたクリエイティブディレクターの原野守弘氏による「一般的なビジネスパーソン」に向けた『クリエイティブ入門』としての一冊です。
この本は、デザイナーをはじめとするものづくり側にいる『クリエイティブ』な人たちと、デザイナーなどにデザインなどを依頼・発注する側のクライアントとの間にある大きな溝を橋渡しするようなイメージで書かれていました。
私自身は建築の設計を軸に、ロゴデザイン、グラフィックデザインなどを手掛ける事が多い「クリエイティブ側」にいる人間だと思っているので、原野さんの『クリエイティブ』に対する考え方には賛同する部分が多く、「なるほど!」「そうだよね!」と頷きながら読み進めることができました。
私自身もデザインする時にはクライアントや、そのデザインを届ける相手の「好き」を想像しながら、自分の「好き」をベースに作り上げる様にしています。
以下覚え書きです。
クリエイティブ側の人は考えの整理の一環として、そうでない人はどんな考えでクリエイティブ側の人たちがモノを作り出しているのかを理解するために読んでみてください。
・映画のようにプレゼンをつくれ
・人は感情でしか動かない
・理解に訴えるのではなく「感情に訴えろ」
・結局のところ「個人的な好き/嫌い」が決める
・「好き」とは「共感」し「連帯」すること
・オリジナルは幻想
・創造の3ステップ
1.好きになる
2.好きを盗む
3.好きを返す
・ブランディングとは、愛されること
・ブランディングの3つのコツ
1.「ちょっといい未来」を語れ
2.個人的に語れ
3.地声で語れ
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