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骨格は個性

「骨格は個性」

この言葉を聞いたのは、
骨や関節、筋膜にアプローチする陰ヨガを
学んでいるとき。

陰ヨガの産みの親と言われるポール・グリリー先生が
提唱している「機能的なヨガ」のアプローチでは
「完璧なポーズ」というのは存在しない。

なぜなら、身体の土台は骨であり
その骨の形状は人により一つずつ異なるもの

骨格や可動域がみんなそれぞれ違うのだから
「ある一つの形」に合わせるのではなく
その人の骨格と筋膜群に適した方法をとった方が良い

Paul先生のHPより、骨の形状の違いの一例



見た目の美しいポーズが焦点(目的)になってしまって
ぐいぐいストレッチをしたり
力づくでポーズを保持したりを繰り返し
ヨガで身体を痛めてしまう人が出てしまうのは
本当に残念なこと


「ポーズに身体を合わせるのではなく、
 身体にポーズを合わせる」

ヨガに限らず、どんなエクササイズもリスクはある。
(それこそ、歩くだけでも姿勢が崩れてたら不調を生むし)

そのリスクを回避するために
自分の身体を知ることが大事だし、
それは自ら動いて感じて気づいてゆくもの。


もちろん、生まれながらの骨の形状(大きさや長さ、捻れなど)は
(外科的手術をしない限り)変えられない(=個性)

でも、日常生活の動作癖や姿勢などで
筋筋膜が拘縮してコリや硬さが生じたり
逆に関節が緩んでしまったことで
土台である骨格が崩れている状態なら

筋膜をリリースし、関節をしっかりと絞めて
骨のポジションや方向性を適切に整えることで

重力という自然の力を借りながら
姿勢が整い、
ボディラインや印象が変わるのは可能


ボディメイクにおいて
理想はあっていいけれど
一つの見本に当てはめるようにするのではなく
その人に適した本来の骨格構造に
整える(戻る)ことなのかな、と思う

だから、左右差があったりするのも
ナチュラルな本来の自分の姿だと受け止める

目指すのは、

”安定して快適であること”


それを目指す手段は色々で
骨格構造を理解しながらエクササイズするのも

運動ではなく、自然と他人の手を借りて
簡単に整える骨格ベクトルトレーニングにするのも

好きなことを選んでいけばいい
と思う

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