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ZOOMでモクモク描いてコメントしあう/櫻田サロングラレコブートキャンプ
櫻田サロンの山口です。
グラレコ上達のためには場数が命。とにかく描いてフィードバックをもらえる訓練の場がほしいということで、1月の3連休初日の夜、櫻田サロンメンバーがZoomに集い、グラレコブートキャンプが開催されました。
オンラインでの顔合わせということで、スッピン部屋着で参加する人がほとんど。北海道からの参加者もいて、オンラインサロンのコミュニケーションの幅の広さが感じられます。
まずは、もくもくタイム
前半の約50分は、各々、VoicyやTEDトークの音声プログラムを聞きながら、グラレコをもくもくと描きます。
私は産業医の大室正志さんと麻野耕司さんのVoicy「職場の治療室」最新回から、「経営と現場のギャップという病」をグラレコしました。
まずはさらっと1.5倍速で音源を聴いた後に、おおまかなレイアウトをイメージしつつ、再び音源を聴きながら描きました。
ツールは、最近使い始めたばかりのProcreate。iPad Proで使えるアプリで、描いている過程をタイムラプスで表示させることもできます。
このタイムラプス機能、櫻田さんやサロンメンバーも続々とSNSにアップしていますが、タイムラインでとっても目を引くんです。
触発されてiPad Proを買ったというサロンメンバーも続出。これからタイムラインにサロンメンバーのライムラプスがたくさん溢れ出して来る予感がします。
フィードバックタイム
50分間のもくもくタイムを終えたメンバーから描いたものをFacebookに投稿し、いよいよ本日のメイン、参加者からのフィードバックタイムです。
2枚描いたという方もいれば、長い放送回のため時間内に終わらなかったという方も。
一枚一枚のグラレコを見ながら、こんな話題があがりました。
・トピックのかたまりを、枠線で囲むと良い。視覚的に意味のかたまりとしてとらえられる。
・絵が少なめ、文字が多いグラレコも個性。目的に応じて絵と文字の分量を使い分けるといいね。
・パステルを使うとほんわかした雰囲気を出せる。ダイソーのパステルもお勧め。
お互いの良いところや、もっとよくできる指摘の数々はありがたいことこの上なし。内省と言語化の訓練をしているサロンメンバーだけに、コメントはどれも的確。学びになるものばかりでした。
描いたものをご紹介
そうして描きあ上がったグラレコをご紹介します。
かりんさんによる、Weekly Ochiai『自由をアップデートせよ』
ももこさんによる、Weekly Ochiai『幸福をアップデートせよ』
黒字に赤と白の文字がカッコいい。
守随さんによる、小室淑恵さんのTEDトーク「社会起業家、ワークライフバランスの提唱」
木村あゆみさんによる、櫻田さんのVoicy「デザイン逃避行ラジオ」より『引き算の快感、足し算の罪悪感』
Keikoさんによる、#そもそもラジオ with T 北野唯我さんのキャリア論『「自己実現」の時代とは』
JKさんがホワイトボードに描いた櫻田さんの「デザイン逃避行ラジオ」
カズさんによる、グラレコとビジュアルファシリテーションの対比の図。
こうして見てみると、グラレコには手書きならではの、描き手の個性が出ます。
「こうあるべき」という型があるようでないのがグラレコ。
表現としてもっとブラッシュアップできるところは各々あるかもしれませんが、目的に応じて個性を生かしていくのが良さそう。そのためにも、こうした訓練の場が、とっても大事です。
お薦めツール
最後に、フィードバックタイムでも話題になったお薦めツールをご紹介します。
一つ目は、A4サイズの両面ホワイトボード。エンジニアのJKさんは毎日持ち歩いていて、ビジュアル化しながらのディスカッションに役立てているそうです。
続いては、パステルカラー。ふんわりとした雰囲気を出すのに守随さんはボルベイン社のパステルカラーを活用していました。
カズさんによると、ダイソーのパステルもかなり使えるそう。
そして個人的に一番気になったのが、ドイツ生まれのグラレコのパーツ集『bikablo』。ドイツ人がグラレコをコモディティ化するために開発したというこちらの方法論。これさえマスターすればかなりの表現力が身につくとカズさんが教えてくれました。
インスタでもハッシュタグ #bikablo で検索するとたくさんの実例が出てくるので、気になった方はぜひ見てみてくださいね。
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最後に記念撮影をパチリとしてブートキャンプは終了。
自宅にいながら、仲間とグラレコの腕を磨く機会に恵まれて、テクノロジーと仲間のありがたみが存分に感じられた夜になったのでした。
場を生み出し、人や情報をつなぐグラフィックレコーディングは、どの分野とも相性が良く、可能性大。グラレコを練習することで、思考力を鍛えることもできます。
櫻田サロングラレコ部では、場所を問わずオンライン参加できる今回のZoomブートキャンプの他にも、集まって描くワーク会、好きな時間に参加できるお題投稿など、定期開催イベントは始まったばかりです。
櫻田サロンのメンバーならどなたでも入部できます。仲間、募集中なので気軽にお知らせくださいね!
以上、グラレコ部の発起人の守随さんに感謝を込めて・・!
(おわり)
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