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JSCE委員会note

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土木学会の各種委員会が運営している記事をまとめるマガジンです。
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2023年7月の記事一覧

土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.41

土木技術者のみなさんこんにちは!教育小委員会の加瀨です。 7月になりました。1年も半分が過ぎ、年々時の流れが早くなっている気がしてならない今日この頃です。毎日限られた時間を有効活用しないとあっという間に2023年も終わりそうで、日々の業務を効率良くこなして自由時間を生み出したいのですが、中々理想通りにはいかないものです… そんな中、今回ご紹介するリンクは「地盤改良自動計算ツール」です! 土木の土工事において、地耐力は重要な確認事項です。強度が不足している際、一般的に地盤改

シニアに学ぶ『退職後の輝き方』第10回尾田栄章氏『根本に遡って物事を見つめる 』

この記事は、2012年~2017年にかけて当委員会で連載されたインタビュー企画である「シニアに学ぶ『退職後の輝き方』」を再掲載するものです。インタビュー対象者のご所属等については、掲載当時の肩書のままになっていますので、ご留意ください。 福島県広野町 復興企画課 企画振興係 主任主査 1941年、奈良県生まれ。京都大学大学院修了後、1967年に建設省入省。アルメニア地震、ロマ・プリエータ地震、阪神淡路大震災では現地に派遣されるなど危機管理に携わる。1996 年に河川局長に就

関西で土木学を伝える『CVV』

 関西に『CVV』という団体があるのをご存じだろうか? CVVとは,Civil Veterans & Volunteersの略で,HPには“シーブイブイと呼びますが,土木のぢぢいがブイブイ言わしている集団ではありません.”と注意書きがある.なんとも関西らいしいユーモアを感じる.  メンバーは退職技術者を中心に構成されており,活動内容は学童支援や土木遺産調査,若手技術者への技術伝承など実にバラエティ豊かである.CVVという団体として一つのことを行うのではなく,個々に興味のある

シニアに学ぶ『退職後の輝き方』第10回【特別編 現場レポート】土木技術者から見た福島復興の課題 ~発災から 3 年、復旧とは違う復興の難しさ~

                   執筆年月日:2014 年 4 月 16 日 この記事は、2012年~2017年にかけて当委員会で連載されたインタビュー企画である「シニアに学ぶ『退職後の輝き方』」で掲載した記事を再掲載するものです。内容等については、掲載当時のままになっていますので、ご留意ください。  第 10 回“ シニアに学ぶ 『退職後の輝き方』”では、福島県広野町で任期付職員として活躍されている尾田栄章さんにお話を伺いました。尾田さんが70歳を過ぎてから取り組み

若手技術者が龍の水を得たるが如し!土木屋が伝えたいこと 巻ノ十一

全国の土木技術者の皆様、こんにちは。 教育小委員会の和田です。 今年は各地で線状降水帯が発生し、記録的な豪雨による災害が発生しています。数年前から耳にするようになったwordですが、今年ほど頻繁に聞いたことは無いですね。被災された方々・地域の一刻も早い復旧を祈念しております。そして、現場では、異常気象時の現場待機・点検がありますが、「まず命を守る行動」をとりましょう。 今年は、梅雨明け前から異常な暑さにも襲われています。この先1か月予報では、「猛暑」予報が発表されました。熱

委員会裏話 第2回 幹事長のつぶやき

 成熟したシビルエンジニア活性化小委員会 幹事長の“しぶ”です.  委員長にならって,小委員会とのかかわりからご説明しようと思います.本小委員会に参加したのは2015年からです.土木学会の学会誌学生編集委員をしていたころに出会った方からのお誘いで,小委員会に加わることになりました.  30代前半だった私にとって,成熟したシビルエンジニアとは???私はまだ若手のつもりだけれど...と感じたものの,『YES』と言ってしまい委員兼幹事として委員会に加わることになりました.そのころ