若手技術者が龍の水を得たるが如し!土木屋が伝えたいこと 巻ノ十一
全国の土木技術者の皆様、こんにちは。
教育小委員会の和田です。
今年は各地で線状降水帯が発生し、記録的な豪雨による災害が発生しています。数年前から耳にするようになったwordですが、今年ほど頻繁に聞いたことは無いですね。被災された方々・地域の一刻も早い復旧を祈念しております。そして、現場では、異常気象時の現場待機・点検がありますが、「まず命を守る行動」をとりましょう。
今年は、梅雨明け前から異常な暑さにも襲われています。この先1か月予報では、「猛暑」予報が発表されました。熱中症にも注意が必要ですね。
さて、今回紹介するのは、こちら。
土木学会関東支部主催
土木系学生によるコンクリートカヌー大会
です!
コンクリートでカヌーを作り、レースとプレゼン審査(審査基準も明示)で総合順位が決まる本格的な大会です。
2023年は、8月5日(土)に、海の森水上競技場で開催されます。
参加資格が、土木学会関東支部エリア内の大学、高専、高校の土木系学生チームと限定されておりますが、この大会に参加したことがあるOB・OGさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回が28回目の伝統ある大会で、11頁の大会規定と、詳細な補足資料にビックリ。運営の苦労と、コンクリート示方書のように細かい改訂を行う、土木技術者魂を感じます!
自分たちで設計し、鉄筋・型枠・コン打設を行い、2人が乗って漕ぐ。
モノ作りの楽しさと共に、苦労を経験できる良い機会ですが、そもそも、コンクリートで作ったカヌーは、ちゃんと浮くのか?と思っていたら、皆さん楽しそうに漕いでいる写真が多数!
配点が、『土木系学生によるものづくりの観点に立ちかえり、コンクリートとしてのカヌーに近づく 「要件」を満たす場合には、50 点満点の審査評価点付与後に所定の点数を追加で付与』となっており、公共工事入札時の加点と同じと思っていたら、国交省・東京都の後援で納得しました。
夏の暑い時期ではありますが、興味がある方は是非現地で応援頂きたいと思います。
それでは、今回はこの辺りで失礼致します。
次回の投稿もお楽しみに!
なお、教育小委員会では、若手技術者の勉強に役立つ動画の作成や、既存のコンテンツの紹介などの活動をし、広く発信する活動をしています。
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