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スナックエクササイズ
「スナックエクササイズ」という言葉は、最近注目されている運動習慣の一つで、1回あたりの運動時間を短くして小分け(スナックサイズ)にし、日常の中でこまめに運動を行うという考え方です。名前の由来は、スナック(お菓子)が少量ずつ食べられるように、運動も少しずつ分けて取り入れるイメージからきています。
決してスナックを食べながら運動をするものではありません(笑)
スナックエクササイズの特徴
1. 短時間で気軽にできる
• 1回あたり1~5分程度の短い運動。
• 時間がない人でも取り入れやすい。
2. 場所を選ばない
• 家、オフィス、公園、どこでも可能。
• スペースを取らない運動が多い(スクワットやストレッチなど)。
3. 習慣化しやすい
• 小さな運動を繰り返すことで、運動への抵抗感が減り、自然と続けられる。
• 「トイレに行ったらスクワット」「エレベーターの代わりに階段」など、日常の行動に結びつけると効果的。
4. 健康効果が証明されている
• 1回が短くても累積的に運動時間が増え、心肺機能や筋力の向上に効果があることが研究で示されています。
• カナダのマクマスター大学の研究では、1日数回、1回1分程度の運動でも心血管の健康に良い影響を与える可能性があることが報告されています。
具体的なスナックエクササイズ例
1. デスクワーク中
• 椅子から立ち上がりスクワット10回。
• デスクの端を持って軽く腕立て伏せ(デスクプッシュアップ)10回。
2. 家事の合間
• 掃除機をかける前後にジャンピングジャック(開脚ジャンプ)30秒。
• 洗い物をしながらカーフレイズ(つま先立ち運動)20回。
3. 通勤や移動中
• 電車やバスで立ちながらかかとを上げ下げ。
• 信号待ちの間に軽いストレッチ。
4. トイレ後や休憩中
• トイレ後にスクワット10回。
• 昼休みに階段を1~2階分上り下り。
• カロリー消費が増える
NEAT(運動以外の活動熱産生)を高めるため、長時間座る習慣の悪影響を軽減。
• ストレス解消
短い運動でリフレッシュし、集中力もアップ。
• 続けやすい
長時間の運動に比べ、挫折しにくい。
「トイレ後にスクワット10回」で、数ヶ月で5kg〜10kg痩せた例も少なくありません。
• スクワット10回で消費するカロリーは約10~15 kcal(体重やフォームによる)。
• 1日に5回トイレへ行くと仮定すると、1日で50~75 kcal、1か月で約1,500~2,250 kcal消費。
1日トイレ5回 × スクワット10回 × 30日=健康貯金1,500回とか(笑)
これは、スナックエクササイズの成功例として短時間でできるため継続しやすく、日常の動作に取り入れることで運動を「当たり前」の習慣に変えられますよ〜
スナックエクササイズ推奨委員長よっしーより