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ちょっときになっていた「エコプロ2022」へ行ってみた

こんにちは。JPR広報部の有賀(あるが)です。
「人にも環境にも優しい持続可能な物流を。」をテーマに国際物流総合展2022へ出展したのは残暑が残る9月。冬の到来を感じる先日、エコプロ2022
という展示会に行ってみました。
サッカーのワールドカップ中継もいまやネット配信が主軸ですが、現地で見ると盛り上がりますよね。展示会もオンライン配信を並行しつつも、リアル会場にはリアルの良さ・メリットがあるはず。
興味を惹かれたセミナーもリアル開催だったので、いざエコプロ2022へ出かけてみました。


この展示会はもう24回目だそうです。
来場者は、私のようなビジネスパーソンもいましたが、一般消費者も多く、家族で来場していたり、制服を着た学生が真剣にブースでの説明を聞いていたりしました。
ブース出展者やセミナー登壇者にも、企業ではなく、大学・大学生、行政や自治体が多かったのがとても印象的でした。
普段、JPRが出展するのはB2B向けの展示会(物流展のような)とは、だいぶ雰囲気が違いました(当然といえば当然)。
展示会全体が、若い人達の活気で溢れていて、本当に多種多様な研究や製品・サービスが展示されていました。

そして、リアル会場で聴講したセミナーは、オンラインでは味わえない双方向性を意識して進められ、聴講者に伝えたいという熱いパッションを感じ、寒風のなか足を運んだ甲斐がありました。
不勉強の私には、初めて聞く単語も多かったですが、学びも多かったです。

いま、環境問題を超えて「危機」と呼んでいるそうで、気候変動や生物多様性、汚染など様々な危機を乗り越えようと、企業同士も協力して取り組みを始めているそうです。
SDGs17の目標の3番目は"GOOD HEALTH AND WELL-BEING" なのですが、セミナーの中でも「Well Being」を使って、トークが繰り広げられていたのが印象的でした。
単に、平均気温を下げよう。と言うのではなく、物質的な欲求を満たすのではなく精神的にも社会的にも幸せを感じる人々で満たされる世界を創りましょう。そのための対策を一緒に実施しましょう。と訴えておられました。

私の稚拙な解釈では、人々が満たされる状態、より幸せを感じることができる社会に生きられること、これが「Well Being」
幸せな状態の一つが、平均気温上昇が止まって災害が減ることであり、ポジティブに働けることであり、安全な食を確保できる世界でもあると思います。

そういえば、自分が買い物する時にも、同じものなら、簡素な包装でゴミが少ない商品だったり、フェアトレードの商品を選んだりしている。多少値段が高くても。
安価でなくとも、環境や人に優しい原料を使っているか、廃棄しても環境に負荷をかけない包装なのか、そもそも廃棄しないサービスなのか、優良な労働環境で作られたものなのかetc
ああ、無意識に、価格よりも作られ方とか企業そのものを選んでいるということなのか。と腑に落ちてしまいました。

セミナー中にも、
企業も成長し続けなければ、安定して継続的な対策を実施することは叶わないわけですが、、、かといって、対策はすぐに効果が出ることではないから、短期的な財務状況だけで一喜一憂するのではなく、長期的な目標をきっちりと定め、対策を継続しなければならない。とおっしゃっていました。

でも、人を幸せにすることが、まわりまわって企業にも利益をもたらす。
世の中の危機はたくさんありますが、リスクではなく機会と捉えて、より良い未来を創るために何ができるかを考え、より良い未来へ投資をするべきなのだ。とも。

ただ、1企業単位で対策するのではもう危機に追いつかないそうです。
企業同士で「一緒に」「つながって」「かさなって」いくことが、社会全体を良くしていくことになる。と。
我々JPRも企業と企業をつなぎ、一緒に取り組むことが、物流の全体最適を創っていくことにつながると思っていますので、この考え方には大変共感しました。

JPRは物流のパレットをレンタルで提供し、人々を重労働から解放するべく事業を進めていますが、決して大きな企業じゃありませんし、まだまだ微力です。そんな私たちでもまだ出来ることはあるはずと勇気をもらった展示会でした。
エコ、環境、SDGsといろいろな面で、まだまだ力不足ではあるのだけれど、できることを一つでも増やしていきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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