「ひきこもり」「生きづらさ」界隈と、大人の世界の懇親会の違い

前回の記事で「ひきこもり」「生きづらさ」に関わるイベントの後の懇親会(飲み会)の話が出たので、

「ひきこもり」「生きづらさ」界隈と、大人の世界の懇親会の違い、について書いてみようと思いました。

1番大きな違いは、
支払いの形です。

「ひきこもり」「生きづらさ」界隈の懇親会での支払いは、
基本的に自分が注文した分は自分で支払う、
という形になっています。

一方で大人の世界の懇親会には、
一律に参加費3千円〜5000円ほど徴収されます。

大人の世界の懇親会には大人の世界の事情もあると思いますが、
基本的にお酒を飲まず、外で食事をしない僕にとっては、かなりの出費です。

たまに飲み食いしない場合は参加費をいくらか免除して頂くこともありますが、
大抵の場合「お席の関係で」などの理由で、
一律に徴収されます。

その場合、僕は人との交流の場への参加費だったり勉強代と思って、一律に徴収される参加費を支払って懇親会に参加することにしています。

ところで、
一般の人たちはどのくらいご存知か分かりませんが、
「ひきこもり」「生きづらさ」界隈の人たちは懇親会好きで、当事者会やイベントがあると大抵の場合に近くのファミレスか飲み屋さん で2次会=懇親会があります。

そして、
お店が終わるくらいまで、ずっと飲み食いしながら、おしゃべりをしています。

まるで、
次の日がやってくるのを恐れているかのように...

「ひきこもり」「生きづらさ」界隈は、
おしゃべり好き、お酒好きな人達がとても多い世界です。

でもこれは、
一般の大人の世界でも変わらないのかもしれません。

ただ、大人の世界の懇親会は適度に切り上げる、という感覚があると思いますが(例、宴もたけなわでございますが...)、
「ひきこもり」「生きづらさ」界隈は、
懇親会で人と交流することで情報を得ようとか仕事の生産性アップにつなげようとか、
早く帰って勉強しなきゃ、とか、
次の日の準備をしなきゃ、とか、
そういうビジネス的な意識は余り感じず、
ただただ皆んなでおしゃべりすることを目的として純粋に楽しんでいるように思えます。。

僕も比較的ビジネスの感覚が強い方なので時間を気にしてしまう方ですが、
イベントの後、
自然と皆で集まって、
ただただおしゃべりすることを目的とした、
このような「ひきこもり」「生きづらさ」界隈の会合は、とても新鮮で、少し不思議な感じのする、貴重な空間だと思います。

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