心を整える方法14
こんにちは!
今日も「心を整える方法」について書いた記事を、
紹介したいと思います。
この「心を整える方法」の記事は、
6、7年前、
初めてコーチングを教わっていた師匠から、
出されていた宿題として取り組んでいたもので、
最近読み返したら、
とても懐かしく、
自分の原点を思い出すことができたので、
改めてnote にシェアしたいと思いました。
メンタルコーチとして独立しようとしていた日々...
とても懐かしく、輝かしいです。
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心を整える方法14
『マインドマップを描いて、頭の中で考えていることを表に出して発散する』
こんにちは!
メンタルコーチの井口です。
僕は考えごとをしたり、
本を読んでいて行き詰まりを感じると、ときどきマインドマップを描いて頭の中で考えていることを外に出して発散させています。
マインドマップを描くといっても、
セミナーに参加してきちんと学んだわけではなく、何度か朝活でマインドマップを描いている集まりに参加した際に教えて頂いた描き方を、自分流にシンプルな形にして実践しています。
マインドマップとは、
「トニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと」(Wikipedia)です。
もともとは記憶力を上げるために開発されたそうで、
僕自身、視力矯正の不具合により感じていた記憶力の低下を補いたいと思ってマインドマップに関心を持ちました。
自分自身を知ることや、目標達成、問題解決などにも役立つと言われていて、
それらの点も、
行き詰まりを克服したかった当時の僕にとっては魅力的でした。
僕は簡略化した形で描いているので、
色ペンも使わず、
黒のボールペンでササッと描いて発散しているので、本来の効果は得られてないのかもしれません。
それでも気軽に頭の中を発散できるので、
行き詰まって苦しいときは、
気持ちが少しスッキリとします。
マインドマップを学んで描き始めたときは、
問題の解決を目的にしていましたが、
今では、自分の感情が動く言葉を見つけたり、
気づきを得たり、あるいは、
ただ純粋に描きたいと思ったときに描くようにしています。
例えば、先日描いたマインドマップで気づいたことを一つご紹介します。
マインドマップは中心にテーマを表す絵(僕の場合は言葉)を描いて、そのイメージ(言葉)からメインブランチという枝を伸ばし、
その枝の上に選んだテーマで重要な事柄を言葉(BOI(Basic Ordering Ideas=基本的分類を示す概念))で書いて、
さらにメインブランチから枝を伸ばしていき、
メインブランチの上に書いた言葉から連想する言葉やイメージを書いてどんどん放射状に広げていきます。
先日はメインテーマに「ライフワーク」を選びました。そこからメインブランチの上に「書く」という言葉(BOI)を書いて連想を広げていきていました。その過程で出てきた「村上春樹」、
「風の歌を聴け」という言葉に心が動き、
それらの言葉をマインドマップの余白に書き出しました。
「風の歌を聴け」。
村上春樹さんのデビュー作ですが、
ちょうど僕は最近、
「風」というグループの歌を聴いていたので、
何か意味があるような気がして「おおっ!」と思い、嬉しくなりました。
それが目標達成や目の前の問題の解決につながったということはないのですが、
自分が気になっているもの、
大切に思っているものに気づくヒントが得られたような気持ちになれるだけでも、
精神的には良いことだと思っています。
「村上春樹」、「風の歌を聴け」という言葉は、マインドマップを描いてみるまでは、
出てくるかどうか分からず、
思わぬ発見でした。
皆さんも、マインドマップを描いてみたら、
もしかしたら思わぬ発見があって、
気持ちが高鳴ったり、
次の行動につながるきっかけになるかもしれません。
今回は以上です。
何かの参考になりましたら幸いです。
井口
(2015.04.22)