仕事にたどり着いたきっかけ〜公的支援の外側で見つけた道。
約15年半前、
初めて求職活動を始めた際、
様々な就労支援機関を巡り、
それらでの対応に疑問を持ったのがきっかけで「ひきこもり」の問題に関心を持ちました。
その当時の僕は、とにかく早く仕事に就きたいと思い、とても焦ってました。
焦りながらも、
どうしても求人に応募する勇気がなく、
仕事に就くことにハードルの高さを感じていました。
当時から視力矯正の不具合を抱えて悩んでいたのと、職歴がなく、履歴書に空白があったことなどで、採用される自信がありませんでした。
そのような悩みを相談しながら求職活動に必要な知識を学び、就職を目指したいと思っていましたが、公的な支援機関で僕の話をきちんと聴いて下さる相談員の方はいませんでした。
それどころか、
4つ目に訪れた支援機関で、
「支援機関での対応に疑問を持ったのがきっかけ」の中でも最も象徴な出来事が起こりました。
でも、とにかく仕事に就きたい。
そう想い、
その想いをある方にぶつけ、
公的な支援機関とは全く関係のない別のルートから、図書館の仕事に就くことになりました。
仕事に就くために、
公的な支援機関は全く必要なかった...
前回の記事『ヘルパー登録』
で、
「このヘルパー事業所に登録したきっかけは、
以前、noteの記事でも紹介した、ボーダーレスアカデミーでご一緒した方のソーシャルプロジェクトを見て、思い浮かんだのがきっかけです。
具体的には言えないのですが、その方が高齢者の問題に取り組んでいたのを見て、
ふと、そのヘルパー事業所のことを思い出しました。」
と書いたように、
今回も公的な支援機関とは全く関係のない、
ボーダーレスアカデミーという社会課題を解決するための方法を学ぶ学校がきっかけで、
仕事にたどり着くことができました。
それらの経験から、
僕は公的な就労支援機関の存在意義に、疑問を持っています。
僕は人一倍公的機関を利用して、それらを利用するのに膨大な時間と労力を費やしてしまいましたが、正直、ものすごく無駄な時間やエネルギーを使ってしまったと思います。
それに対して、15年半前に「公的な支援機関とは全く関係のない別のルートから、図書館の仕事に就くことにな」った時も、
今回のヘルパー登録のきっかけとなったボーダーレスアカデミーでの学びも、
ほとんど苦労しませんでした。
むしろ、スムーズに仕事に運ばれていった感じです。
公的な就労支援機関が絶対に悪いというわけではなく、きっと利用する意義があることもあると思います。
でも、
僕が支援者として、キャリアコンサルタントとして、就職をサポートするとしたら、
僕が経験したような「スムーズに仕事に運ばれていく」ルートを選ぶように勧めたいです。
それが本人の利益や幸せにつながり、
社会全体にとっての利益や幸せにもつながると思います。
そんな想いを今後の支援活動で実現していきたいです。