「疑問を呈すること」を恐れない。
小学一年生の息子は、
6月になりプールの授業が始まりました。
プールに入るには、授業への参加の可否や
体温、朝食を食べたかどうかなどを
アプリで入力しなければならないのです。
プールの授業がある日は
忘れずに入力していたのだけど
ある日、息子が持ち帰ったプリントに
担任の先生が書いたメモ用紙が。
「プールがなくても
健康チェックは毎日お願いしますね」
え??????
そうなの???????
以前は毎日していた検温も
5月から必要なくなったし、
プールが始まる際にもらったプリントにも
そんなことは書いてなかった。
息子が健康かどうかは毎日観察しているし
健康じゃなかったら休ませるし
伝えたいことがあればその都度連絡してる。
「毎日の入力、要る?????」
てのが正直なところ。
ここで私が考え込んでしまった理由としては
先生はなぜ毎日してほしいと思っているのか
その意図がメモには書かれていなかったから。
子供たちの毎日の健康状態が先生も気になる?
夏は体調を崩しやすいから心配とか?
風邪が流行ってるから?
解せぬ…
たとえ理由がわからなくとも
言われるがまま従うことは簡単だし
その方がお互い楽なのかもしれないけれど
楽して生きるってのは、
楽しくない人生の要因だと思うわけで。
そして何より、息子には
疑問に感じた心を放置してほしくない。
言いたいことを飲み込んで
YESと言うことが正解だと思ってほしくない。
それなら私が
そういう背中を見せなくてはね。
いざ学校に電話して
まず別の先生に聞いてみたところ
「プールの授業以外の日は特に必要ない」
そのあと担任の先生に代わられて、
「必ず毎日必要なわけではないんですけど、
それだとお母さんたちも忘れやすいですよね。毎日の習慣にすればその心配も減ると思うので、協力していただきたいです」
とのこと。
そゆことね〜〜〜
それならそうと
初めから言ってくれたらいいのに〜
だってこれって…
私の場合は聞いてスッキリ出来たわけだけど、
そんなこと聞けずに
でもなんでだろって気持ちを抱えたまま
しかも毎日健康チェックしてなくても
問題ないと言われて過ごしている生徒が
居る可能性もあるわけでしょ?
そしたらそれを知った瞬間
先生に不信感を抱く人、出てくるでしょう。
もったいなくない?????
保護者の入力忘れで
プールに入れない子が出ないように
そんな気持ちで先生がしようとした事が
そんな意味わからん事態を招くなんて。
もったいないでしょ。
やっぱりどんな「意図」があるのかは重要で
それを伝えることは大切で
そしてそれが見えないと感じたなら
恐れずに相手に疑問を呈する。
シンプルなことなのに、非常に怠りやすい。
私からの面倒な一本の電話によって
これからの先生の
コミュニケーションの取り方に
少しでも良い影響を…
与えてないかな。
与えられてるといいな。
こんな母の後ろ姿を
きっと息子は見てくれているから
今日も私は、恐れずに生きます。