花のページ
花を多く撮っていることに気がつく。
去年の9月くらいから体調が優れず、
気がついたら
まともに日常生活を送ることが難しくなった。
入院することはなかったが
大量の薬とただ過ぎていく時間の
ほとんどを家の中で過ごし、
あまり季節を感じることはなかった。
体調が少しずつ快方して
外を散歩出来るようになった。
すでに桜の季節だった。
はらはらと散るのではなく、
舞い上がる花びらに元気をもらった。
それから外へ出て散歩をするようになった。
しかし家で過ごしていた時間が長く、
体力と筋力は驚くほど落ち
少ししか歩くことができなかった。
それでも外の空気は気持ちが良かった。
家の中にいるより外を散歩した方が
精神衛生的にも良く、
なによりも体力回復になった。
4月になるとたくさん歩けるようになった。
それと同時にたくさんの花を撮った。
5月、長い休職期間を経て職場に復帰した。
何事もなく以前と同じように接してくれる
職場の仲間たちに感謝しかない。
休んでいる間に気がついた。
写真を撮ることがアイデンティティなのだと。
どこまでやれるかわからないけど、
行けるところまで行ってみよう。