【詩】真偽
この世界は二元の世界
何でも対になっている
真と偽も対になっている
湧き上がる衝動は「真」
損得勘定は「偽」
「真」は真我に通ずる道
「偽」は自我に溺れる道
真に通ずる道はいつも開かれている
二人羽織の「顔」と「腕」の役割は違う
私は「顔」
顔は顔の役に徹するのがいい
腕も私のものだと欲を出すと
熱い食べ物が頬にあたり火傷をする
「真」に腕の役割があることを思い出し
役を明け渡す
「顔と腕の共同創造」
自動操縦の乗りものの顔を任されている私
大役だ…顔だけあっても中身がないと動かない
腕の力が必要なのだ
そろそろ気づかなければ
任務遂行にはタイムリミットがある
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📖日だまり一句📖
顔と腕 二人羽織で 統合す
自分の中にある真我と自我…それを二人羽織になぞらえて表現した作品です。
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