思いのままにただ綴るドラマ・アンメット愛3~三瓶先生が好きすぎる
正直まだ全然、noteの使い方がわかんなくて。
まあ、続けているうちにわかって来るでしょう。なあんて。
さて。
前回の記事で、三瓶先生の登場について書きました。
主人公・川内ミヤビ先生のことも、まだよくわかっていない状態で、強烈なご登場。
続きを書く前に、これから先、しつっこくならないように、私の三瓶先生愛をちょこっとだけ、前もって吐き出しておこうと思います。
三瓶先生はずっと三瓶先生。
二人の「初対面」の会話を、私はどんな思いで見ていたのでしょうか。
正直、はっきりとは思い出せません。
特に引っかかるようなこともなく、流していたように思います。
何だか変な先生だなーという感想を持ったぐらいのことで。
ドラマじゃ、その後、最初の印象を覆してくる、という流れは、あるあるです、特に変人の場合。
でも、三瓶先生が突然別人格に豹変したり、そう見える演出があるわけじゃなくて。
私は、アンメットというのは、基本的に「視聴者を騙して驚かせよう」というフェイクのとても少ない物語だと思っています。
実際、三瓶先生は何度見直しても、ちゃんとずっと、三瓶先生なんですよね。
て、変な日本語ですけど。
一貫して真摯で。嘘が苦手で。まっすぐで。真っ当で。一生懸命で。優しい。
ただ、その内面が見えにくい。
そして、見えにくいこと、それこそが魅力。
照れてる顔もできない究極の照れ屋さん?
その姿に、こちらがきゅんきゅんしてしまう。
見えやすい優しさやなんかの方が好きな人もおられるでしょうけれど、あたしはどうも、創作物の中でだと(現実は別かも(笑))、おや?あれれ?と、引っ掛かりをくれた方が胸がときめくんですよねえ。
でもねえ、公式にははっきり「変わり者」って書いてあるんですよね(笑)。
「何をかんがえているかわからない、謎だらけ」とありますが、
「なぜそんなに謎だらけなんですか?」と聞いたら、
「……なぞ??」
と、考え込むんじゃないでしょうか、三瓶先生は。ははは。
登場シーンは確かに、意図的に「謎の男」へ誘導された感じはしなくもないけれど、
「何を考えているか隠してる」んじゃなくて、
きっと、「考えてることが見えにくい」だけ。と考え直すシーンは、すぐ後にあったのでした。
後述する予定ですが、あれですよ、無表情Vサイン。ぐふぐふ。
確かに三瓶先生は、第1話では秘め事を持っているわけですが、それは、視聴者を翻弄するためじゃない。
医者としての行動、愛ゆえの行動が、結果「周囲への隠し事」のように見えているに過ぎない。その必然性がいいんだなあ~。
「マイペースで変わり者」。うん、マイペース。それは確かに。
芯が、信念があって動いているからこそであって、ぼーっと何も考えてないタイプのマイペース、じゃないですよね。
変わり者ってのも、そう言われれば、そうかもしれないけれど……
第1話のラストにはすでに、三瓶先生を「やっぱり変人、変な奴!」と思っている視聴者はほぼいなくなったろう、と思うんですがどうでしょう。
人と深く関わることで、印象が変わる、自分に見えていなかったことが見えて来るってよくあるじゃないですか。
そういう、、私たちは、「人は見た目で判断できない」的なことを経験したんだと思うんです。第1話の中だけですでに。
全部、顔に出てる。
多分、ずっと、正直が過ぎて、苦労しているタイプの人だなあと思っています。
生意気だと思われるし、嫌われもするでしょう。
今思っていること、感じていることを、そのまま間髪入れずに言語化してしまう人は、反発を喰らいやすいのは事実でしょう。
で、多分自覚もあって、ちょっと考えて黙ったり、言葉を選んだりもしている。無口で朴訥な時って、一生懸命考えて、言葉を探してるんだろうなあ。
で、基本、嘘がつけない。
つまり、おべっかが全く使えない。
ミヤビちゃんは上手に、嘘をつかずに、でも人を傷つけないように話せるんだけど。そういう「技」を実際持っているかどうかは別にしてとにかく一切使わない。
あと、笑顔が足りない(笑)。
表情が豊かじゃないのは間違いないと思うんだけど……
うまく言えませんけど、でも、でも、顔に全部出てる。
不思議。目力?
(私ね、「目力」って言うとちょっと違う気がしちゃうんですよ…眞栄田郷敦くんみたいなのを目力っていうんですよね? 三瓶先生は、目魅力?そんな日本語ない? ないかあ~~)
その、「分かりにくい分かりやすさ」がまた、私のときめきの要因ですね。多分。
なあんてね。
もう、誤解されやすい旧知の友を必死にかばうみたいに語ってしまう(笑)。
「偏屈に見えてねえ、実は意外なほど素直で可愛いのよ!」
こっちが一生懸命語ってあげなきゃ!誤解しないで!みたいな気持ちになっちゃうの(笑)。
余計なお世話炸裂!
アンメットでは、三瓶先生に限らず、キャストがみんな、ちゃんと役を生きていて、一貫している、、、って、そんなのは当たり前のことなんでしょうけれど、それをきちんと視聴者に届ける、一緒に生きてきたかのように感じさせてくれる、って、意固地な私にとってはそんなに多くはないんですね。
全員が素晴らしいにも関わらず、抜きんでて三瓶先生にここまではまっちゃった、
それが、若葉竜也という俳優さんの力なのか、
原作からの設定キャラクターが、そもそも私のどんぴしゃで、ごく当たり前にのめり込んだってことなのか、
あるいはスタッフの、たとえば演出家さんの、たとえばカメラマンさんの、たとえば共演者たちの力なのか。
私には全く判別できませんし、その全部が奇跡的に私の感性に激しく響いた、ということなのかもしれません。
そんな風に、ある日突然、気持ちをぐぐぐぐいいいっと掴んでしまった。
何がどう、マジックなんだろう。
誰だって、どんな作品だって、こんな風に人の心をつかみたいと願って創意工夫に粉骨砕身されているだろうけれど、そうはならないのに。
ともかく、ともかく、私はすっかり、どっぷり、どっぷり、三瓶沼に落ちております。
若葉竜也さん
若葉さんのことは、「葛城事件」以降注目してきました。
あれは凄い役でした……。
歪んだ笑顔が恐ろしかったなあ…。
「罪の声」では、ちょっとその延長のような役で、ほんと、思いっきり短い出演でしたが、一番記憶にある強烈なシーンです。辛い境遇の少年に対してほとんど唯一、優しく接していただろう男が、結局少年を犯罪に巻き込んでしまう。
言葉による説明過多や正義を振りかざす系の物語がちょっと苦手な私は、映画自体は正直、がっかりしながら帰ったんですが、彼の演じた男のその後が気になって気になって、そればかり考えていた記憶です。
青くんがちょーかわいい大好き群像劇「街の上で」。
コロナ中の上映だったんだけど、人がいっぱいで驚いたんですよね。
後から聞いたら、かなりヒットしたそうですね。
テレビは「おちょやん」の前にいくつか印象に残っていて。
一番印象的だったのが、「ブラックスキャンダル」という、既視感ありありのドラマで、実は、こりゃきっと脱落だな~って思ってたんです。
でも、「葛城事件」のあの彼が、平凡そうな新人社員役で出てるじゃないですか。
ぬぬぬ??これは絶対、ただのダメ新人じゃないぞ?って思って、視聴を続けることにしたんですよ。
案の定でした。
いやあ、水谷くん。良かったですよね!あれも、繊細な目の表現に胸を打たれました。
優しくて気弱そうな彼が……ううう。
まあ、ドラマ自体は大味と言うか……多くは語りません(笑)。ああもったいない! ←言い過ぎ禁止
目と手と声と
てな具合で、それなりに注目はしてきたのですが。
まさかここまで、三瓶先生にはまるだなんて。
実は全く予測してなかったんです。
女の子みたいにかわいい瞳の男の子ね~、から、暗い目をした青年に「お?」っと目をとめ、いよいよ、深い大人のまなざしが、万年少女の私(←自分勝手な自己紹介すみません)に突き刺さった……ということなのかもしれません。
姿かたちで言いますと、
何より美しい目がいいんですけれど、
手も美しい。
目も手も、「アンメット」では大活躍でしたね。
それは、スタッフが意識的だったのかどうか、教えてもらいたいものです。
そして、声。
ぼそぼそ話すことが注目されたようですが、私はまず元々の声質が好き。
声は、私が俳優さんを好きになる、非常に大きなポイントなんですよねえへへへへ。
透き通るような美声や、落ち着きのある低音より、若干高めで、ハスキーな鼻声っぽい声が大好きなんです(多分)。
そこへ来て、三瓶先生の独特な話し方が、なお、はまったみたい。
インタビュー記事なんかは、読むのも大好きでいろいろ拝見はするんですが、どれも凄く興味深く面白い。
ひとつひとつについて話したいことがこれも山のようにあって、困っちゃう(笑)。
とは言え、演技についてや俳優としての立ち位置の話はともかく、
若葉竜也くんの、その人柄だとかプライベートだとかってことはね、そこに深入りしたくありません。
私にとっては、二次元の人だから。
本人の実像に立ち入ることは、これまでの、どの大好きな俳優さんにもありませんでしたし、これからも、あくまでうんと遠くから「私にいい演技を見せてくださってありがとう」「これからもひたすら映像で拝見したいです」と心で思う距離感でいることでしょう。
だから、あくまで「三瓶先生!好き!」なんです。
というか、とにかく今はそうしか言えない。少なくとも、この場では。
これからも、何度でも「アンメット」を見て、ひたすら三瓶先生を愛でる気がしています。
(とか言いながら、巷の、例の噂が本当で、ちゃんと進行しているんだったら、何だか嬉しいんだけどなー♪)
今回は、登場👏を思い返して興奮状態収まらなかったので(笑)、
三瓶愛をちらっと語ってみました。
これからも、まだまだ続く、アンメット語り。止まらない~ 4 へ