私に何ができるの
今日はオーケストラの練習日だった。定期演奏会はあと一か月後、メンバーの出席率も徐々に高くなり、定期演奏会に向けて一層練習に励んでいる。
そんな中、今日のフルートパート。先輩が欠席。高熱が出てしまったとのこと。
それを聞いて私がまず思ったこと、
「どうしよう」
次に思ったこと、
「日曜日は全員そろって練習したいな…」
こんなこと思うのは良くない。「どうしよう」じゃないでしょ、私。先輩が欠席でも、先輩がいるつもりでイメージして吹けばいい。それはわかってる。だけど不安。私が吹けないから。先輩がいるだけで安心する。なんだか自信が持てる気がする。だから、先輩が体調を崩さないでほしかった。
練習が終わった後、後輩に「日曜日は全員そろうといいね」って言ってみた。そしたら「もちろん来てほしいですけど、それよりもちゃんと治して万全になったら来てほしいです」って。
…後輩の方がずっと大人じゃん。私、コドモ過ぎる。
結局私は自分のことしか考えられてない。先輩がいることへの安心感が強すぎるあまり、全然先輩のことを考えられていなかった。後輩の方がずっと大人で、先輩想い。フルートも上手だし、私が先輩として後輩にできることなんてないんじゃないか?って思う。来年の夏定も日程的に出られるかわからないし、また水曜日の6限が入っているから練習に間に合わない。ただでさえ経験値の点で足を引っ張っているのに、またしても足を引っ張ってしまう。そして、自分は練習に間に合わないのに誰かが休むと「来てほしかった」だなんて、都合が良すぎる。自分勝手すぎる。
もっと練習しなきゃ。誰かに頼らなくても、自分の足で立てるように。
先輩には迷惑かけるし、後輩には面目が立たないけど、
せめて自分の譜面だけは自分でなんとかできるようにしたい。、
P.S. どんぐりに細工を施して、「いつもありがとうございます」、「いつもすみません」、そして今度こそ「ゆっくり休んでください」の気持ちを込めたミニ作品を作った。作っている時すごく楽しくて、「早く治ってほしい」じゃなくて「これで先輩を癒したい」って思っていることに気づいた(笑)