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たかしの菜園日記 ノラボウナ、間引き菜もうまい

 ノラボウナは埼玉南部、東京西部、神奈川北部で江戸時代から栽培されている地野菜で、最近かなり話題になっていますね。花茎を食べるということで、今冬に初めてまいてみました。
 3cm間隔ぐらいに筋巻きしたので、小さいうちから間引いて、普通に食べていたのですが、寒さにも負けず、最近は30cm程まで成長しました。まだ混んでいるので、食べられるかなと思って、摘んでみました。
 食べてみてビックリ。普通のアブラナ科の野菜は、ほのかな苦味と香りがあるもので、言ってみれば大人の味ですが、ノラボウナはクセがなくほのかな甘みがあり、また柔らかいのにシャキシャキ感もあり、子供でも好きになりそうです。調べたら、花茎だけでなく、普通に葉菜としても収穫するようです。
 お浸し、和物、煮物、炒め物、何でも良さそうで、炒めてパスタに入れたら中々の味でした。最近人気になっているのも分かります。
 トンネル掛け不要で寒さに強いことと旨さで、冬の葉菜としてルッコラ、タカナと並んで三本の指に入りそうです。それぞれ性格は違いますが。鮮度落ちも早いとのことで、正に家庭菜園向きですね。春先には花茎も味わいたいです。


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