内臓の大きさ・小ささ
健康診断の最後の所見で、
もっと内臓のことを、
人との比較で教えてほしいと感じてしまいます。
胃カメラを飲んだ時に
「きれいな胃ですね」とか
骨のレントゲンを撮った時に
「年相応ですね」
とか、今の状況を言ってもらえることはあっても、
生まれついての人との内臓の違いを聞けることが、
なかなか無くないですか?
この間の精密検査で、レントゲンを見ながら
「心臓がスマートですからそういう事も」
と言われて、
びっくりしました。
先生の指指す普通の大きさと比べると、
確かにそりゃ違う。
そうとは知らずに、
人一倍無茶してきました。
腹筋背筋腕立て千回、とかやらされた事もあったよー。
子供の頃は脈数/分が40くらいしかなくて、
今も脈が弱くて主人と全然違う、
とかありましたが、
違和感を抱きつつも、
スポーツとかで、自分しんどい時はみんなしんどい、
ギブするのは倒れると分かった時。
という、昭和脳でした。
しかし、これはどう考えても他の人よりしんどかったでしょ。
昔気質の人達は、
「言い訳は悪」とすぐ言うから
それでも通じないとは思うけど、
一人一人の違いを尊重する場なら、
通じそうな差異。
もっと早くアベレージとの違いの所見、欲しかった!
どうしても人と同じように生きようとして、
無理してしまうものなんですから。
そういえば、
30代のバリウムで、「こーんなに立派な胃だから、たくさん食べられるでしょ。
血圧血糖脂質体重ヨシ、だからいーっぱい食べていいよ」
と、テンション高めに言われた時もびっくりしましたが、
「ああ、だから」と思う事もたくさんあり、
自分がいやしいのではなく、
胃が大きいから仕方ないなあ、と安心し、
微妙に拒食気味だったのが、
上手く付き合えるようになりました。
なにより、いい話のネタになりました。
確かに健診の都度言われていたら、
イヤになるとは思いますが、
言ってもらえた2回は、
私にとってとても有用だったので、
外れ値を持つ内臓のことが、
早い段階で一度、本人にちゃんと伝わると、
きっとQOLが上がる、と思います。
「スマート」とか「立派」とか、
言葉が微妙になるくらい、
多分体格などにより、一概に言い切れない部分があるのかとは思いますが、
男女と体格S・M・Lくらいのざっくりした感じでの見比べでいいので、
存分に日本語の微妙さを駆使していただいて、
病気とまでは言えないけれどの、
明らかな違いを伝えてくれる医師が、
たくさんいて下さるとありがたいです。
できるなら、
レントゲン1回でわかる範囲は、
18歳成人のタイミングとか、
親元を離れる際に、まとめて伝える仕組みにならないですかね。