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南江 幾乃
2024年9月12日 23:13
目のくりっとした、可愛いい、活発な女の子だった。中学校の同じクラスなので、何かあれば、別に気にすることもなく教室では喋っていた。 ある時、どこかで傷つけたのか、自分の左手のくすり指から血が出ていた。こちらは全く気付かなかったが、「あれ、南江くん、指を怪我しているよ」「え?」「絆創膏を貼ってあげるから、ここに座って」と、教室の机をはさんで、椅子に座らされる。 小さな花柄の小