見出し画像

インサイド・ヘッド2

こんにちは。
久しぶりの投稿。

でもいいんです、
自分の発信したい時に、発信したいことを発信する。
じゃないと義務感になってしまう。

という訳で、今日はこの間見たインサイド・ヘッド2が良かったので共有します!

途中、映画の内容にも触れているので見たくない方はご注意下さい。

感想(ネタバレなし)


色々な感情を持って生きるとは、こういうことだよなって共感できる映画でした。
どんな経験も感情も、それが例え忘れてしまいたいくらい嫌なものでも、無駄なんてものは1つも無くて、全てが今の自分を作ってくれているんだよ、って寄り添ってくれる温かさがありました。

温かい気持ちになれる映画です。まだ見ていない方は是非、映画館へ!!

※以下ネタバレ含みます




印象的なシーン(ネタバレあり)

・ヨロコビ

【私はいい人】の花?が飛ばされちゃって、それを取り戻しに行く時のワンシーン。
たくさん記憶が飛ばされてて、高い山になってるんだよね。
それを見たヨロコビが「こんなに⋯」って言っているところがなんか苦しかったというか。
こんなに私はライリーの中からいくつもの記憶や感情を飛ばしていたんだって悔やんでいるような気がして。

これは感情たちの後悔なんだけど、昔の私に重ねてしまったような気がしている。
嫌な記憶は失敗だって思っちゃってて、それって悪いことばかりだって思ってしまっていた。
でもそんな自分も全部自分だし、理想の自分じゃないからと言って否定しなくていいんだって、全部自分なんだって今は思えるようになった。
こうやって思えない時の自分はとても苦しくて、自分自身を否定していました。だからその辛さを感じながらも、シンパイたちを受け入れられるようになったヨロコビに、良かった。って感じた。

うん、生きている人みんながどんな自分自身も受け入れて、自分を一番に大切にしてくれたらいいな。と願います。

・シンパイ

心配が膨らみすぎちゃって、モニターの前から動けなくなってしまったシーン。とにかく苦しかった。
ありました、こんな時、たくさん。しかもその瞬間だけじゃなくて、そんな時期。笑
シンパイもそうだったけれど、こういう時の抜け出す方法って、「できない」自分を認める勇気と寄り添ってくれる存在がいるってことなんだよね。

ヨロコビが「手を離して!」って言ってくれてたけど、あれは否定している方ではなくて、心配でいっぱいになってどうしようもなくなってしまったシンパイを助けるための、守るための方だったと感じた。
ヨロコビがシンパイに寄り添ってくれて、もう無理だって手を離す勇気を出せたから、シンパイは消えずに済んだんだよね。




色んな感情をもって生きるということ(ネタバレなし)

どんな感情も無駄ではないけど、1つの感情がいっぱいいっぱい膨らんでしまったら苦しくなってしまうし、働けなくなってしまう。

色んなことがあって、色んな感情が出てきて、嬉しいことも悲しいことも心配になることも。
ほんっとうに忙しいと思う、こんなにもあっちへ行きこっちへ行き、上に上がって下に下がって、忙しくてどうにかなりそうになる。
でもそれが人として生きることで、素晴らしいことなんだと思いたい。

まだ人生の旅の途中だから断定はできないけど、少なくとも今は色んな気持ちになれることが素晴らしいことなんだよなって思いながら、あぁでも嫌なものは嫌だなって思いながら生きてます。

それでいいんだと思います。

苦しい時、恩師に言ってもらったんです。
どんな自分も全部自分と認めること。ダメな自分も否定したいと思う感情も、起こったこと心で感じたことに嘘はない。「そりゃあ、そうだ。」って。感情と思考は違うっていうことを教えてもらって、生きるのが楽になりました。ダメな自分も少し受け入れられるようになりました。

だから、どんなことがあっても自分で自分を傷つけるなんて、本当に苦しくて苦しくて苦しくて仕方ないことなんです。
1人でも多くの人が自分を大切にできるように、価値観が違くて理解し合えないと思う人でも、周りの人に寄り添う努力をしたいなと思います。
寄り添うというのは、理解し合えないと否定するのではなくて、知ろうとすることだと思っています。

そしてもちろん、自分に寄り添ってくれる存在を大切にすること。

ピクサーの作品は温かい。
素敵な作品をありがとう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?