【映画感想】ルックバック
おもしろかった。1時間しかないのに正規の鑑賞料金払うのなんてやだな〜と思ってたけど、値段以上だった。
1.泣いたところ
京本の登場から。もうほとんど、ずっと泣いてました。わたし自身、京本の気持ちで映画見てました。
きっと藤野に自分の気持ち伝えるのものすごく勇気がいったと思います。でも言いたい!言わなきゃ!って感じで。はだしで飛び出しちゃったんだと思いマス。
2.疑問
藤野はナゼ、「あなたの言葉で私はまたペンを取ることにしたのよ」と、正直に言わなかったのでしょうか?
京本の手をひき、いつも連れ歩いたのに、なぜずっとお互いがお互いを必要としていることを伝えあわなかったのか??
話はそれますが、子供たちが小さい時、保育所のお母さん同士が集まってはなしたことがあります。保育所の担任の先生が、
「おうちでのお子さんはどうですか?」という質問に、だいたい、やんちゃで〜とか、朝起きなくて〜とか、子供へのグチだったのに対し、
1人のママが、
「この子がいるから、わたしちゃんと生きていけてるんです」、っていう方がいました。
それ聞いて、泣きそうになりました。
そうです。
私も、子供を育てるっていうより、子供のおかげで暮らしがまわってる、ちゃんとしてられるって感じなんです。だからそのママにとても共感しました。今も思い出して泣きながら書いてます。
だから藤野の見栄っていうか、強がりは藤野を脆くさせたんじゃないかなあと想像します。京本は京本のなかで藤野以外の何かで成長せざるを得なかったんじゃないかなあ。。
3.良かったところ
最後のifのところ。京本のターン。
想像よりマイペースな描かれ方でほっこりした。クレヨンしんちゃんが女の子だったらこんな感じかな、とまで思った。京本の4コママンガも良い。これをみて、二人は主従関係じゃなかったんだなぁと安心した。
来場記念まで貰えてめっちゃ嬉しい今回の映画鑑賞。外は暑いし、映画ってなんか高いし、もう、うちでサブスクでみりゃいいか〜って思ったけど、「ルックバック」をきっかけにまた映画館通いしようと思います!!