子供が勉強するために親にできること ②夕飯は早い時間から
子供の勉強のために、
夕飯の時間を早く、一定に決めておくことは、
とても効果的です。
我が家では、子供が入園する前から
東大に入学するまでの約15年間、
夕飯は毎日、夕方5時からでした。
中高生になると、部活や塾で帰宅が遅いので、
毎日とはいきませんが。
「5時から夕飯」の習慣が、
子供の勉強のために、良い理由は3つあります。
①夕飯の後、勉強に持っていく時間をゆっくり確保できる。
②早寝・早起きの習慣、規則正しい生活が身につく。
③門限は5時と決められる。
以下、詳しく書いていきます。
①夕飯の後、勉強にもっていく時間をゆっくり確保できる。
夕飯を5時に食べ始めると、歯磨きが終わっても、まだ6時。
8時に寝るので、お風呂を入れても、ざっくり2時間はあります。
2時間あれば、勉強モードにもっていける時間をたっぷり確保できます。
どうしてそんなに余裕のある時間設定をしているかというと、
・子供の機嫌が悪い日がある。
・お母さんの体調や気持ちも、毎日万全とはいかない。
からです。
夕飯が早く終わっていれば、勉強までの立て直しに
時間をかけることができる。
あなたの心の余裕が、お子さんの気持ちを落ち着かせます。
いろんな日があります。イライラ、もやもや、したり・・・。
そんな日は、親子の気持ち、体力の回復にゆっくり時間をかけると、
結果、子供の勉強が短時間でも進みます。
まず、あなたが気持ちに余裕をもつことで、
子供は、安心し、次、やること=勉強に気が向きます。
何度でも仕切り直しの時間を確保できます。
②早寝早起きの習慣、規則正しい生活が身につく。
勉強するために、睡眠はとても大切です。
寝不足では、学校で不機嫌になったり、ウトウトしてしまって、帰宅後も気持ちが安定しないでしょう。
勉強するための準備として、お子さんの
⑴体のストレスをなくすこと。
(2)心のストレスをなくすこと。
が大事です。
まず、(1)体のストレスは、
・しっかり睡眠をとること(夜8時に寝る)
・日中、体を動かして、夕方以降に
心地よい疲れを感じるようにしておくこと。
で、勉強に持っていきやすくなります。
次に、(2)心のストレスは、
・お子さんをよく見て、いつもと様子が違えば、
全力で話を聞いたり、共感したり、安心させる。
・周りの人と関わりを持たせることで、お子さんの心を安定させる。
(孤独にしない)
体と心のストレスをなくしておいて、それから、勉強です。
始めるまでの準備が長~い(笑)。
この準備に労力をかけるほど、結局、勉強をスムーズに始められます。
5時から夕飯、8時に就寝。
夕飯が早いので、夕飯前の間食もなくて済みます。
(3時のおやつは食べます笑)
早寝早起き、規則正しい生活は、
子供の勉強にも良いですし、情緒も安定させます。
③門限は5時と決められる。
園や学校が終わったら、お友達と遊ぶことはとても大切です。
仲間とコミニュケーションをとることで、子供の心が満たされ、
気持ちが安定するからです。
体を動かす遊びや習い事で疲れるのも、いいですね。
そうやって、ストレスを発散させてから、5時から夕飯。
そのあと、すぐ勉強モードにはいります。
逆にそのストレス発散の時間がないと、
夕飯後に勉強に切り替えるのは難しくなります。
夕飯が5時からなので、門限も5時です。
「もっと遊びたい」と言ったら、
「うちは5時までだから」でOK。他に理由はいりません。
あまりぐずぐず言うようなら、
「次の土日に遊ぶ約束しようか?」
「今度、お泊りにきてもらおう」
と言えば、大丈夫です。
うちにお友達が来て、ワイワイやっていても、
「5時だよ~」
と、私の声かけが、解散の合図です。
皆、うちは5時だと分かっているので、
「じゃあ、またね」
と、自然と解散になります。
公園で遊んでいても、5時が門限です。
理由は、「5時から夕飯だから」です。
毎日5時から夕飯を出すことは、大変なこともありますが、
メリットの方が断然多いですよ。
良かったら、お試しくださいね。