(読書感想)大原扁理さん 年収90万円で東京ハッピーライフ
嫌いなことで死なない
この言葉を知れただけでもこの本の価値はあると感じました。
こんにちは、昼間の夜景です。
本日は大原扁理さんの書かれた、
「年収90万円で東京ハッピーライフ」
の感想を書きたいと思います。
大原扁理さんは、週休5日、年収90万円で隠居生活をしていた方です。
この本を読む前の私は、たくさん稼いで好きなものを買え、
将来の資産も潤沢にあることが幸せだと思っていました。
お金に大きく縛られ、世の中の与えてくる幸せのカタチにうんざりしていました。
しかし、今自分が幸せじゃないとしたら努力とか才能がないのではなく、
世間が設定している当たり前のハードルがそもそも高いのではないか。
好きなことで生きていくとかそんな高いレベルに設定したらあかん。生きていくことがしんどくなる。
大切なのは「嫌いなことで死なないことです」。
とても強烈なメッセージでした。
小さい頃から学校に通い、常に周りとの協調性を重視される教育を受けてきた日本人。
世間とか、周りが決めた幸せ像にとらわれて生きていくことはしんどいなと私自身も最近感じているところでした。
給料のいい会社に勤めて結婚して子供を産み、マイホームを購入して悠々自適に老後を迎える。
これが日本の一般的な幸せ像なのでしょう。
しかしこれって令和の時代で実現するにはかなりハードですよね。
「クレヨンしんちゃん」に出てくる野原ひろしの凄さを大人になって痛感する人も多いのではないでしょうか。
世間体など気にせずに、もっと自分の内に秘めている気持ちに素直になれば良いのではないでしょうか。
大原扁理さんを知り、大原さん流の幸せな生き方を知ることができました。
今後は大原さんのように自分が何を望んでいるのか、内に秘めている声を大切にして生きていきたいと思います。