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効果絶大!言語化できなくても自分が分かる!‐セルフケア体験談4‐

みなさん、今日も一日お疲れ様でした。

とても楽しい一日でしたか?

すごく疲れた一日でしたか?

もう一刻も早くベッドに飛び込みたいかな?(笑)



どんな日であれ、心も体も何かしらの刺激があって、それに対してエネルギーを使ってきたでしょうね。



今日は、ほんの少しでいいので、自分の内なる声に耳を傾けてみませんか?






そのために、
どんなに忙しくても、気力がなくても、すごく簡単に自分の内なる声を可視化できる方法をご紹介します。





私は、自分の内なる声が聞こえなくなった時期がありました。

職場で人事異動があり、仕事内容は特に変わらないものの、
環境の変化や上司との折り合いの悪さによって、ストレスフルな日々。



迷っても、気軽に相談できる人がいないから、一人で抱えこむ。

上司から否定されたり、説明もなく業務を修正されていたりして、
自分が不出来なのが悪いんだと責めるようになりました。


結果、仕事でもプライベートでも、自分の心や体が発するサインが受け取れなくなりました。


睡眠がとれない。
食欲がわかない。
何をしたらいいかわからない。
生きていていいのかわからない。


いよいよ、「ダメだ」と病院受診した結果、うつ病と診断されました。


そんなどん底だった時にでもやれていた方法。


それが、心の温度の記録。


やり方は、超簡単。



自分のテンションを直感で+10度~-10度の間で表現する。


例えば、可もなく不可もなく、な~んにもない平凡な一日で嬉しくも悲しくもない様な状態なら0度。



ちょっと嬉しいことがあったなら+3度。

ちょっとムカついたことがあったなら-2度。


こんな感じ。

はい、以上です。




おいおい、これだけで分かるかよ!!



って思いました?
まぁ、思いますよね(笑)
簡単すぎですもんね。




でもね、案外分かるんですよ。



例えば、はっきり言葉で表せない時って、あるじゃないですか?



「ずーんっとしてる」とか。


「あー!もう!ってなってる」とか。



その言葉にならない時に、テンションを数値化してみる。

そうすることで、温度が高いのか、低いのかが見えてくる。



分かんないなら、測定困難ということで0にしたり、凍結状態で-10度にするのもアリ。



とにかく、テンションを直感で数値化することが、
自分の内なる声を聴く手掛かりになるんです。




書いたら、一日を振り返って考えてみるも良し。
1週間や1か月の経過を眺めてみるも良し。
朝と夜とで比較してみるのも良し。



ちなみに、記録をし続けられたとしたら、あなた自身の心の平熱もわかるようになってきます。

体温と同じで、
平熱が35度台の人もいれば、37度が平熱の人もいるように、
人それぞれ、心の平熱も違うものです。


もとから、
冷めた温度の人もいるし、
松岡修造さんのように熱々の温度の人もいる。


高ければいい、低ければいいとかいうものじゃない。
一般的にはこれくらいとか言い切れるものでもない。




そして、熱が高くなったら、何もできないですよね。
例えばインフルエンザで40度近くある時に、仕事しなきゃとかご飯食べなきゃとか言わず、ほったらかして寝るでしょ?

逆に37度が平熱なのに、35度とかまで下がったら不安になって調べる&病院へ行く選択をするでしょう?


それなのに、心の温度は図る機械がない。
だから、どうしたらいいか分からなかったり、異常に気付かなかったりする。




とにかく、言葉にできない感情を、テンションに置き換えて表現する
そうすることで、心の温度が見えてきます。
温度さえわかれば、次の行動や選択の判断がしやすくなる。
だから重要。





例えば、日々、記録していくと、


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今週の土日は0点~1点だったな…。
とにかく、フリーズしてる感じの2日間だった。
何したらいいか分からないし、行きたいところもやりたいことも無い。
とにかく空っぽな感じだった。

でも…日差しは気持ちよかったな。…それだけはよかった。

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みたいな、内なる声が聞こえてくるんです。

その声が聞こえたら、それに従ってみるだけ。

自分が癒されるようなことをしてみたり、
喜びそうなことをしてみたり、
はたまた、冷静になれるように誰かに話を聞いてもらうってのもアリ。




声が聞こえれば、
自分を手助けしてあげられる何かしらのヒントが見つかるはずです。




それと、感情は分かっていたとしても、程度を分かっていない時もありませんか?



例えば、ものすごーく疲れた日。

残業が大変だったとか、
子供のぐずりがいつも以上だったとか、
パートナーと喧嘩したとか…


ドッ…と疲れが押し寄せてきて飲み込まれそうな日。


そういう時に「今日めっちゃ疲れた…」だけだと、

自分史上最大の疲れなのか、
ここ1週間の中で最大の疲れなのか、
脳みそ君は、分からなくなっちゃうんですよね。



分からなくなっちゃうと、脳みそ君は、
この1週間の中で最大の疲れと、
自分史上最大の疲れを一緒にしちゃうから、
実際よりも多めに疲れたと認識しちゃう。


その結果、
やけ酒し過ぎたり、
暴飲暴食し過ぎたり、
他人に八つ当たりし過ぎたりっていうことに繋がっちゃう。


そんな時に、この、心の温度計が役立つんです。




数値化するので、一旦冷静になれるし、
過去の出来事と比較して、感情を鎮静化したり浮上させたりできる。



何より、-10度のときにさ、
無理して頑張らないで欲しいんです。




「あ…今日は-10度だ。
お風呂も歯磨きもお休みして、ベッドに横たわろう。」


記録することで、これを選択できるようになって欲しいんです。



マイナスの温度になっている時、
さらにテンションが下がるようなことをしないでいられるようになって欲しいんです。



私はね、
自分の感情が分からなくなってた時、
どんな気持ちだったのかもわからず、ただただ責めていた。

いっぱいいっぱいだった時、
まだやらなくちゃ、これくらいじゃダメだって、ずっと追い込んでいた。

そうすると、もう堕ちていく一方。
悪化の一途をたどるんです。
転げ落ちていくんです。



だから、この温度計にはずいぶん助けられた。

どん底の時、とにかく感情なんて分からなかった。



とにかく、どん底。

ズーン、

ぎゅうー、

うーぅっ…。

無音…。

空っぽ。


これだけしか分からなかった。


「あぁ…今日一日ずっとズーンってなってた…。
帰ってきたらプツッと切れちゃった…」




記録を書けなかったこともあった。
でも、頭の中で温度を測ってみるんです。



『-10度だ…』



と、温度が出てきたら、
『もう家事はせずに、このまま横になろう』


っていう選択ができたんです。




「疲れたけど、一瞬だけ笑えたな。ふふって感じ」



『だから、心の温度は…+1度かな』

『いや、こうして、記録もできたし、+2度かも』


と思いなおすこともできた。


少しでも+に行っている時は、ちょっぴり自分にご褒美をあげてブーストさせる。
そしたら、また少し元気になれて、
『やっぱり、最終的には+2.5~3度でもいいかな』

何て思える日も出てくる。





こうやって、テンションを温度として表現すると、少しずつ自分の内なる声が聞こえてくる。


言葉にできなくても大丈夫。
言語化なんて難しいことは置いといたって、いい。


うぅー…とか
ちくちく…とか
感じている表現のままでいい。



それをどうにか表してみてください。


心の温度が分かることで、自分を労わることができます。
温度に従って、無理せず、どうするかを決めていきましょうね。



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