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ドラゴンボールに学ぶ、時代の変遷期。飲食業に見た変遷期との対比。

ドラゴンボールを観ていて、天津飯が初めて出てきた天下一武道会。悟空やクリリンはもちろんのこと、ジャッキー・チュン(亀仙人)も出場しており、弟子たちの実力を身をもって体感していた。

その最中、ジャッキー・チュンと天津飯の準決勝、勝利は天津飯であったが、その後、亀仙人が、

「そろそろ、若き勇者たちに、時代を譲る時が来たのじゃ」

と、天津飯に話す。

弟子たちの成長に安心したことと、新しい世代の戦い方のアイディアなど、老獪の戦士たちとは明らかに違うものであることに、時代の変遷を感じ、もはや自分たちの時代ではないと言うことを悟った。


この話の中で、私たち飲食業にも共通する部分があるなぁと感じた。

最近はインスタ映えだなんだと、かなり凝った作りの商品を見かけることが当たり前のように多くなった。

はっきり言って、私ではできないようなものも非常に多い。

それを見て、これから若い人たちの時代だなぁと改めて思う。

ただ、親心というか、基礎的なことに関しては、足元を見ていない人が多いようで、メニューを作る以前のことをたまに注意することがある。

例えば、コーヒーカップの茶渋が残っていることとか、ひどい時は、割れたコーヒーカップを使っている人もいた。※これについては下の記事を参照↓


我ら、ベテランや、老獪ならではのシンプルな目線もまだまだ必要だなぁと感じる時がある。

難しい事は、YouTubeなどで勝手に覚えていってくれて構わないが、それにとらわれすぎて、ごくごく簡単な基礎的なことを見逃しがちになっている。

そういったところを思い出させてあげるのも我らベテランの役目だなぁと、亀仙人を見ながら我思ふ。

戦闘力は低めのままだが、基礎的な技術と哲学は大切にしているのである。

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バーテンダーししょー(バーテンダー、経営者、文筆家)
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