安息〜心の働き方改革〜
安息とは、何の心配、苦痛、煩いもなく静かに休むこと。
Peaceful & Restful
最高の状態です。
以下、社会福祉法人 シャローム埼玉 という ご老人施設の職員の皆様に向けて書かせて頂いたメッセージ です (2020年4月の機関紙に掲載 http://www.shalom7h.or.jp/file/shalom_001.pdf ) 昨年11月には講演もさせて頂きました。
「いつも忙しい」ことがステータスで、休むことに罪悪感をもち、
忙しく働いている自分に評価を置いて、ひとまず安心。
そのような方々が日本には多いのではないでしょうか?
私が長く生活していたアメリカでは、いつも忙しいということは奇
妙なことだととらえます。日々残業をして、しかも、週末まで働いて
いるのは、よっぽど生産性がないのか、仕事が出来ない人なのか、
(日本人には耳が痛い‼私も‼)とまで評価されます。これは、人生
への価値観や自分を愛する(大切にする)ことについてのとらえ方が
違うからです。要は、プライオリティーの相違です。
「忙しい」とは便利な言葉で、何かにつけてよく使います。そして、
忙しければ仕方がない。忙しいことは良いことだと。
「今日は休みだ」と言う時は、今日は仕事がないという意味で、本当に休息をとっているとは限りません。では、あなたは、本当に休んでいますか?安息の時間をもっているでしょうか?
安息とは、何の心配、苦痛、煩いもなく静かに休むことです。煩いがあっては寛ぐことは出来ず、スイッチが常にオンになっている状態のようで、疲れ切ってしまいます。
実は、安息をするようにと、人は創造されています。6日間働いて7日目に休む。1週間が10日ではなく7日でできている起源です。
太陽や月の動きの法則を変えられないように、人の歩みにも法則があって、これを守る時に、真の安息がくるのです。
一息つく。息を吸う。その安らぎの中では力を得ることが出来、安息の後には、更に大きな働きが出来るのです。
「業を終えて休む」「人々から離れて休む」ことはシャロームだと言われます。休むことによって得られる平安、健康、繁栄、勝利は、倍増の祝福に繋がるのです。
皆さまに、シャローム❣
先日、突然思い立って石垣島へ休みに行った時は、まさにこの状態でした。
「安息」を保つように、いつも心がけています。