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嫌う勇気
家族や今までの人生で関わってきた人たちは、優しくすると遠慮も感謝もせず、利用して良いと解釈される。かなり理解しがたい感性だったし、私の勘違いかとずっと思ってた…。
でも、最近の日本人の図々しさが炸裂した言動に、勘違いじゃなかったって思えてきた。
昔からだけど、こちらが怒ると物をくれるが、謝罪はされたことがなかったし、相手が態度を改めた事もない。
物をあげたから、機嫌を直してよ。自分を許してよって、意味も含まれてたようにも感じる。謝罪をしたら、自分が傷つくからしたくない。それで許して欲しいって、甘いんだよね…。
今まで私は、嫌われないようにする生き方だった。でも、これからは謝罪するまで許さない。私は怒ってる。私から嫌うよ。目も合わさないよ。あんたらがいなくても生きていける方法考えるよ。
「あんたは変わったね、昔は本当によい子だったのに」って母は言うだろう…他の人も似たような事を思うかもしれない…
みんな、私より背が高くて力が強くて、大人っぽい顔してて、立派で優秀な人々だと信じていたから、自分が間違ってると思ってたから、嫌う自信がなかった…。
テレフォン人生相談で、加藤諦三さんが相談者に「ウサギをライオンと思ってるからビクってするんだよ」って言ってた。
私が嫌えなかったのは、これだったのかもしれない。私が恐れていた人々はウサギどころか、只のアホだった。考えが浅く甘い人々。ズル賢くて優秀なふりをする演技が上手いだけ。こんなアホを本気で恐れていた。
人を支配するのが幸せのカタチだと本気で信じている(本人は無自覚でしょうが…コロナ渦で、同調圧力が通用したことにより、人を支配する事が正当化された。
元々あったけど、押さえていた承認欲求が大暴れした。老年期に押さえていた承認欲求が出やすいというけど、それを待たずに日本人はワガママ放題になった。
同調圧力って、めんどくさいから怖いから仕方なく従っただけで、許したわけじゃないから。本当は嫌われてるんだよ。心まではコントロール出来ないよ。
いくら幼児期に満たされなかったからといって、許されるわけじゃないから。
ワガママするのは自由だけど、嫌われる覚悟でやらないといけない。たぶん、幼児期にワガママやって痛い思いをして、止めてみようかなって社会性を学ぶのが、成長というものなのかな?でも、子供はまだ許してもらえる。大人の失った信頼の修復は難しい…)
アホに悩まされ高熱を出したり、元気が無くなってたなんて、長年よくやってきたな…
嫌う行動を取り始めたら、私に力が戻ってきた感じがする。私の体調不良は、アホに返すわ。追い出されるのは私じゃない、あんたらだ。
上手な嫌い方を勉強したい。好かれるテクニックも必要だけど、嫌うテクニックも必要だと思うなぁ