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不登校、引きこもりの息子〜前進傾向?〜
最近の長男を見ていると、不登校引きこもりのどん底から少しずつ上がってきていて、前進できている感覚がある。
思い返せば過去にもそんな感覚はあったのだけれど、これまでとは違う感じ。
不登校引きこもりから2年という月日が経つにつれて、少しずつ状態は良くなっていたけれど、
それでも長男の表情はどんよりしていたし覇気がなくて、なんていうかまだ15歳だったのに、顔全体が垂れ下がってしまった感じだった。
ここ一ヶ月でとても大きな変化を感じるのは、顔の覇気が出てきたこと。
普通の顔をしている。
垂れ下がっていない。
日によって不安はあるようだし、整体や鍼灸、メンタルクリニック以外は引きこもっていることに変わりないのだけど。
(先週、鍼灸へつれて行った。体調が良いらしく、本日2度目の施術をしてもらった)
表情良く妹や弟と話したり、妹に言い返せるようになっている。
妹に言い返せている時は長男の調子が良い証拠だと感じていて、多少の言い合いがある日常はなんだか嬉しい。
長男が社交不安障害と診断されてから、私も気持ちの整理がついたように思う。
双極性障害、鬱、統合失調症などなど、日々精神疾患を調べては悶々としていたこの2年。
診断を受けたことで治療という選択肢があり、希望が出てきたようにも感じる。
まだ、この先の未来がどうなるのかは分からないけれど、なんだか明るい未来に近づいているんじゃないかと思えてきた。
私自身も今、元気で明るくいられるようになった。
もしかしたらまた悲しくて泣いちゃう日があるかもしれないけれど、今は嬉し涙がたまに出て、幸せを感じられるようになっている。
不登校引きこもりを経験したからこそ、日常の中で些細な幸せを感じられるようになった。
今、笑顔があることや健康なこと、食欲があること、家族でご飯が食べられること、眠れること、その一つ一つが本当に嬉しくて幸せだと感じる。
外に出る、そんな当たり前だったことができなくなった長男が、外に出ようとしている、出ようと思ったけどやめた時でも、出ようと思ったんだ!と嬉しく思う。
外に出られた時はとても嬉しいし、新しい場所へ行けた時や人と話せた時は、なんだかほっとする。
私がまた期待を大きくしないように、もっともっとと長男ができることを増やそうと求めないように、今に幸せと感謝を持って、見守ることを忘れないようにしていきたい。