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定着面談は形式に過ぎないという話

ぶっちゃっけ、定着面談って意味あると思いますか?

障害者雇用として再就職して約2ヶ月が経過したので、定着面談を2回行っていただきましたが、微妙だなというのが正直な感想ですね。

そこで今回は、個人的に感じた定着面談のメリット・デメリットを述べていきます。

(定着面談についてご存じの方は、「定着面談とは?」をスキップしてください。)


【定着面談とは?】

定着面談とは、障害者雇用として働く労働者とその労働者者が利用していた就労移行支援事業所、労働者が働く企業の三者で面談を行うというものです。

定着面談のペースは大体月1程度で、入社後6ヶ月まで行われます。
(入社後6カ月後も定着面談を受ける事はできますが、有料です。)

定着面談を行う目的は、障害者雇用として働く労働者は、入社後6ヶ月以内に退職をしてしまう可能性が高いので、そうならないように職場定着を目指す為です。

一見良い制度に思えますが、あなたはどのように感じますか?

ここからは、定着面談をした感想を述べていきます。

【個人的な定着面談のメリット】

定着面談を2回(2ヶ月)行ったメリットは、下記の通りです。

  • 職場の上司に、「障害者雇用として働く労働者に対する自分自身の言動や行動が見られている」というプレッシャーをかける事ができる

  • 最低30分は、時間を潰す事ができる


職場の上司が、思ってるよりも定着面談を圧に感じてそうなのは、意外でした。

定着面談が始まると真っ先に上司は、「暇な時間が多くて、〇〇さんに迷惑をかけてしまっているので申し訳ない」と長々と言うぐらいなので。

障害者雇用あるあるですが、障害者雇用として働く労働者は、あまり業務が与えられず暇になる事が多々あります。

かくいう私も現在そのような状況です。

形だけでも上司がその事を定着面談で言ってくれるのは良かったですし、上司が口を開いてくれる事により30分以上時間が潰れるのは、助かりました。

【個人的な定着面談のデメリット】

定着面談を2回(2ヶ月)行ったデメリットは、下記の通りです。

  • 思っているほど、自分(障害者雇用として働く労働者)が困っている事を話せない

  • 就労移行支援事業所の職員は、表面しか見てくれない


メリットでも述べた通り、上司が話してくれたのは良かったのですが、その分自分が言いたい事を話せませんでした。

暇な時間が多い事を長々と話されると、こちらとしては何も言う事ができません。

上司がこれだけ言ってるのだから、これ以上私が何か言うものなら、私が悪者になってしまいます。

その為、私の話す時間はほとんどない上に愛想笑いを終始しているしかありませんでした。

そんな私の表情を見て、就労移行支援事業所の職員は、「〇〇さんが元気そうで安心した」と複数回言うものだから、表面しか見てないなと思った訳です。

【最後に】

「結局、定着面談はあった方がいいの?」とここまで読んだあなたは思うかもしれないので、お答えすると、あった方がいいとは思います。

ただ、期待し過ぎないでください。

職場の上司は、就労移行支援事業所の職員に対してそれっぽい事を言い、就労移行支援事業所の職員もまたそれっぽい事を言って終わります。

つまり、両者とも定着面談を穏便に終わらせる事が第一目的になっています。

そもそも、1ヶ月に1回しか会わない就労移行支援事業所の職員が、たかだか30分の定着面談でこちらの事を分かってくれるなんて虫が良すぎるのですよ。

結局、自分の困っている事は、外部の人間に頼るのではなく自分自身で考えて行動する事で解決していくしかありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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