見出し画像

「自分の意見が絶対正しい」の正しさとは何で決まるのか?

「自分の意見が絶対正しい」何万回も聞いた、もしくはあなた自身が言っている発言です。

その正しさって何で決まっているのでしょうか?

「人の数だけ正義がある」ってよく言われるのに、何故「絶対正しい」なんて言えるのか?

それは、正しさはこれからご紹介する4つの方法で決まっているからです。


①多数派

他の国は置いておくとして、日本の正しさは多数派でほとんど決まるといっていいでしょう。

言い換えれば、多数派で決まる=民主主義です。

数の多さで守られていると安心しませんか?

その安心感で守られているからこそ、「自分の意見が絶対に正しい」と言い切れるのです。

余談ですが、かくいう私も今回の衆議院選挙のおかげで、国民民主党を応援している事を言いやすくなりました。

②権力

権力を持っていると、以下の事ができるようになります。

  • 自分の思い通りにルールを決める事ができる

  • ルールを正式に決めなくても、マイルールを強要する事ができる

  • 部下を従わせる事ができる

上記の事ができると、権力を持った人間は無意識のうちに「自分が絶対に正しい」と思い込むようになります。

それに加えて、部下は上司に中々意見を言う事ができません。

上司からすると、「意見を言ってこないから自分の意見が正しい」と思うようになります。

意見を言ってこない=自分の意見が正しいではなく、相手が意見を言いやすい人間関係を築いていないのが問題ないのですけどね‥。

③年収

権力を決めている大部分が、年収(どれだけ稼いでいるか)です。

年収200万と600万だったら、どちらが優れていると思いますか?

これだけの情報でどちらの方が優れているかなんて分かる訳がありません。それでも、年収200万より600万の方が優れていると考える人が多いのです。

日本は、資本主義なので、どうしてもお金を稼いでいる方が偉いという感じになってしまいます。

その勘違いした考え方が、「自分の意見が絶対に正しい」と思い込む原因です。

④年齢

年齢は、親子を考えてもらうのが1番分かりやすいかもしれません。

何故、40〜50代の親が10代の子どもに叱ったり、指導できたりするのでしょうか?

1番の理由は、「自分の方が人生経験を積んでいるから正しい」という驕りが、潜在意識の中にあるからです。

「我が子の為を思って」というのは、2〜3番手の理由で1番手ではありません。

先程の年収もそうですが、年齢は数字で現れるので、自分が優位に立っていると勘違いをし、「自分の意見が絶対正しい」に繋がっていきます。

最後に

「自分の意見が絶対に正しい」という人の話を聞くと、「分かる部分もあるが絶対ではないな」と思う機会が増えてきました。

と同時に、「自分の意見が絶対に正しい」と主張する人が凄く滑稽にも見えてきました。

その瞬間思いましたね、「自分の意見が絶対に正しい」と他人に主張していた自分が哀れだと。

勘違いしないでほしいのが、自分の意見を言うのをやめろと言っているのではありません。

「自分の意見を言う」のは大事だが、「自分の意見が絶対に正しい」と主張するのが良くないという事です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!