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ハンドメイド 幸運モチーフの金魚は侍の副業だった?

金魚は二千年ほど前に中国で発見された、
突然変異のフナだって知っていましたか?
その時見つかった赤いフナが、
現在の金魚の始まりなんですね。

金魚は中国語のお金が余るという言葉と、
発音が似ているという事から、
幸運と言われています。

赤い金魚は危険を避け幸運を呼ぶともいわれ、
黒い金魚は悪い気を吸い込んでくれるという、
縁起物です。

日本の神社の鳥居が朱色なのも、
危険なものが入り込まないとされ、
赤には幸運の意味合いが強いです。


風水では1匹、6匹、7匹が、
縁起の良い金魚の数と言われています。

理由は1は水を表し、6、7は金を表すからだそう。

風水では縁起のいい一匹の金魚も、
その生態から一匹で飼うのは違反とか、
丸い水槽はダメとされる国もあるようです。

日本では江戸の時代。

金魚を養殖して販売することは、
武士の副業だったという話があります。

藩の財政を救い、金儲けの
もとい経済再生の為に金魚の養殖を始め、
そこから庶民に金魚が広まっていったそうです。

その事が描かれた、
「金魚侍」という漫画もあるので、
気になった方は読まれてみるといいですね。

私も毎年幾つか金魚モチーフを作っています。
今年の夏は作りませんでしたが、
和色でちょっと考え中のものがあります。

夏のイメージがある金魚ですが、
和風は年間通して人気のある物の一つなので、
幸運モチーフとしてはあるといいのかなと、
思います。

 


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