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おっちょこちょいな私

実家を片付けていると小学生の時の作文が出てくる。
どれも拙い文だが、読んでいると面白いものもあったり。
それをnoteに残してみようと思った。
そして原本は廃棄する。


タイトル【おっちょこちょいな私】

わたしは家で、よく物をおとしたり、こぼしたりしている。例えば私が母に、
「たまごをパックから出してならべていい。」
ときいた。母は、
「いいよ。」
と言った。私はさっそくならべはじめた。たまごをとったそのとき私は「アッ」と言った。たまごをグシャっとおとしてわってしまったのである。わたしはいそいでぞうきんをもってきてふいた。
 こういうことがあってもわたしは反省してない。だから反省しようと思う。
 これからはおとさないように気をつけようとがんばる。
 でもおとすかもしれない。

『わたしは反省していない』と言い切っている自分、
正直過ぎてこの気持ちを残したくなった。
ひらがなが多いから小学校低学年だろうか。

実は今もあまり変わらない性格なのである。

今の私が卵を落としても落ち込まないだろう。
やってしまった事実を受け止め、次は気を付けようと思うだけ。
小学生の自分と違うのは、

『反省していない』と発信することはない。

大人になってこんなバカ正直に言ったら、冷たい視線を浴びそうだ。

ただもちろん、動じることもある。
何かをやらかして慌てることと動じないこと、
この境界線は未だにわからない。

やり直しがきくかきかないか、
取り返しがつくかつかないか、
誰かに多大な迷惑をかけたかかけないか、

こんなところなのかな。

落ち込んだときはしばらく頭の中を占めてぐるぐる悩む。
『反省していない』と言ってしまうぐらいの度胸がほしい。






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