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50代から始める自転車のすすめ1

50代、子育ても落ち着きそろそろ自分のことも考えられるようになるころ。なにか運動でもと、ランニングを始めても、膝・腰・肺すべてがボロボロで長続きせず、困ったものだと思われている方ってどれだけいるのだろう。そんな方へ、私が思う自転車とのありかたを話していこうと思います。

自転車は万能フィットネスマシン

「自転車なんて、学生時代に乗ったっきりでぜんぜん。」
「まぁ、乗っていたのはママチャリとかシティサイクルだね。」
こんな声が聞こえてきそうですが、私の言う自転車はそれではなく、いわゆるスポーツバイクと分類されています。
街中で見かける、ピチピチのウェアを着て、ドロップハンドルの細い自転車、ああいった自転車のことをさしています。
それでいて、身体への負担は軽めなので、おすすめしてる次第です。
とはいっても、運動してこなかった人がいきなり乗って走れるかといえば、難しい話です。特に50代から始めるには、もっとハードルを下げる必要があります。例えば、ロードバイクではなく、クロスバイクやマウンテンバイクにすれば、ドロップハンドルよりも前傾しなくていいし、マウンテンバイクなら、タイヤが太いので凹凸の衝撃が緩和され。尻痛の負担が軽減されます。
「マウンテンバイクなんて、重くて遅いから嫌だ。」という方もいるかと思いますが、そもそも目的が「速く走ることではなく、運動をすること。」なので、運動を継続する意味では一番優れていると感じているのです。
私はこのマウンテンバイクで峠道や舗装路を走っており、50kmも走れば冬でも汗をかくほどの運動量になっています。
しかも、そんなに速くないからもし転倒しても、大けがをするリスクは少ないおまけつきなのです。
峠道、息も絶え絶え必死に上るさなかに突然見える眼下の街並み、美しい山並み、近い雲、、、「ここまで来たんだ。」得も言われぬ感情につつまれ、汗をかく。こんな素晴らしいフィットネスマシンはないんじゃないかな。

マウンテンバイク

私の乗っている自転車は、マウンテンバイクです。
2010年頃、マウンテンバイクブームがあってその時に買ったバイク。
GIANT TRANCE3 という、フルサスバイク。
※フルサス:前後にサスペンションがついてる。
購入当初は、地元の里山シングルトラックを走り楽しんでいました。
※シングルトラック:人ひとりが歩けるような獣道のようなもの。
ダートの上り方、曲がり方、止まり方、転び方を学んだのは、主にここでしたね。土の道なので、転んでもダメージは少なく(それでも、ヘルメット割れたことあるけど。)基本的な乗り方は、里山から学びました。
年月が過ぎ、気が付けば50代、いまでは里山にはいかずに、峠や舗装路メインのロングライドおじさんです。
それでも、マウンテンバイクとの腐れ縁は切れず、いまだに同じ自転車に乗り続けています。今更、ロードバイクに乗ろうとも思えないし、なんかこう、マウンテンバイク特有のゆるい感じが私に合っているのかもしれません。
日本の道路事情を考えれば、こんな綺麗に舗装されているんだからロード一択かもしれませんが、私はあえてマウンテンバイクをお勧めしたいんです。
仕事もきっちり・趣味もきっちり って、なんかつまらないじゃん。

50代、なにか趣味を持つには最後の年代。
仕事が落ち着いたら、、、。
落ち着くっていつなの。
やりたいことは、今すぐやるべき。
MLBの今永投手の名言で「ものごとは、始めた時点で1勝・もし失敗しても1勝1敗。だから、とにかく始めてみよう。」っておっしゃられてました。勝負の世界で生きている人の考え方だなぁって思ったけど、ものすごくポジティブシンキング。
私は、この名言が大好きなのです。

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