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24-21 グラウンドチェアを語りたい

みなさん、こんにちは。「部屋から始まるミニマリスト」のJOWNです。

最近はスキとフォローの通知が徐々に増えていて、日々note記事作成に力が入るようになってきました。

承認欲求が満たされて浅ましい喜びを感じていますが、note記事を読んでくださるみなさんには本当に感謝しております

そんな僕は基本的に家でMacBookを開いてnote記事を作成するのですが、その時に大変お世話になっているのがHelinoxから販売されている「グラウンドチェア」という商品です。

この商品はその名の通り、「椅子」です。

これはまさに僕のミニマリズム生活を象徴するアイテムであり、僕が生活の中で唯一手放すことはないだろうと確信しているチェアです。

今回はそんな「グラウンドチェア」という商品についてぜひとも語らせてほしい回になっております。もちろんミニマリズムにも大変有効なアイテムになっておりますので、最後まで一読いただければ幸いです。

「Helinox」について。

座面生地に縫い付けられたロゴ。

Helinox(ヘリノックス)は、数多くのアウトドアブランドにテントパーツを提供している「DAC社」が立ち上げた、アウトドアファニチャーを提供するブランドです。

名前はギリシャ神話の太陽の神「Helios(ヘリオス)」夜の神「Nox (ノックス)」を組み合わせた造語で、ロゴは「皆既日食」を表しているそう。どちらもアウトドアらしい自然の象徴でおしゃれです。

高い技術力を駆使した軽量素材で、耐久性があり使用も安易であることからアウトドア界隈では非常に評価の高いブランドです。

僕が今回紹介している「グラウンドチェア」もソロキャンブームが流行った時に大人気になり品薄になった過去もあります

それくらい使い勝手が良く多くのユーザーに愛されているのがHelinoxのチェア製品です。

「取り回しの良すぎる椅子」が魅力。

「グラウンドチェア」がどうしてここまで人気が出たのかというと、やはりHelinoxの高い技術力の賜物である「軽量性」「耐久性」「快適性」にあります。

Helinoxのグラウンドチェア。

このチェア単体の重量はなんと615g。簡単にいうと人差し指と親指で布切れを摘む感覚で持ち上がるくらい軽量です。これは本当に感動しましたね。子どもでも力を込めずに持ち上がります。

にもかかわらず、耐荷重は120kg程度まで。大柄な方でも安心して使うことができます。

背もたれもあえて肩までカバーせず、開放的で窮屈な思いをすることがありません。肩を自由に動かせることって大切なことなんだと痛感しました。

座面は床に近く、どっしり深く構えられるあぐら座りが可能です。長時間座っても体が疲れず、また足も思いっきり伸ばせるので、その見た目とは裏腹にかなり自由度は高いです。

こうした取り回しの良さから、焚き火をより身近に感じたい「ロースタイル」というキャンピングスタイルを取る人にとって非常にありがたいアイテムとなっているわけです。

きっかけは「あるミニマリストのブログ」。

ミニマリストになってみようと思った僕は、現在の住居に引っ越した時にオフィスチェアを運ぶのに非常に苦労したことを思い出していました。

持ち出した時のあの重量感
狭い住居を移動するのにどこか壁を傷つけてしまわないかヒヤヒヤしながら運んでいました。かといって分解してからまた組み立てるのは非常に面倒です。

それに椅子とデスクは基本的にセットでの運用になります。
思い切って長テーブルを手放した僕には、部屋の中にあるだけの存在になったあの大きな椅子は本当に邪魔な存在でした。

とはいえ椅子がない生活も困ります。体を十分に休めるのに、背中を気楽に預けられ足の負担を軽減する何かがどうしても必要です。

悩みあぐねいていた時に、尾崎友吏子さんというミニマリストの方が運営するウェブブログサイト「cozy nest」に載せられていたとある記事を拝見しました。

それはこのグラウンドチェアの利点をインテリアに活用した素晴らしい記事内容で、何回も読んでしまいました。

以前snow peakの商品は家具としての運用もできると書きましたが、アウトドア用品は軽量で頑丈、収納もコンパクトなモノが多いので、確かにミニマリストにうってつけなんですよね。

それ以降も頭でシミュレートし、ショップに訪れて座り心地や使い勝手を確認して、ネットショップで購入するに至ったというわけです。

そして、チェアが我が家に来てからは明らかにQOLが向上しました

「捗りまくる」記事作成。

このチェアはMacBookと抜群に相性がいいです。
特にnoteのような記事作成をする方にはおすすめです。デスクが全く必要なく、その代わりに足がデスク代わりになってくれます

MacBookを持って椅子に座り、足を曲げ立てて広げてその足の間にMacBookを載せるだけ。足とMacBookの間にはMacBookのケースを挟むこともあります。

実践図。これが意外にいいフォーム。

「そんな変な使い方でパソコンしてたら疲れるのでは」と思われるでしょうが、意外や意外、かなり快適に記事作成ができます
長時間座っていても、むしろオフィスチェアよりも疲れが溜まりにくいと思うくらいです。

足の置き方やMacBook背面に取り付けた変形式スタンドのおかげで高さや角度が調整でき、ストレスなく打ち込みができます。なんなら映画鑑賞もとても楽に感じるくらいです。

ただし、マウスは使うのが難しいですね。
記事作成程度ならMacBookのトラックパッドが優秀なので気にはしてませんが、作業の種類によってはマウスなしは厳しいでしょう。

「組み立て・解体がしやすい」こと。

この手のチェアはどれもそうなんですが、簡単に組み立て・解体ができるのが特徴です。

左から収納袋、脚部ポール、座面生地。

脚部のショックコード内蔵のポールを外してまとめ、座面生地で包んで収納袋に入れるだけです。本当に簡単で、5分もあればできるでしょう。

収納した後のコンパクトなサイズはリュックにも収まるくらいです。それでいて軽量なのですから、肉体的負担は少なく済みます。

これは、例えば引っ越しなどの大きい移動シーンを考えるとそのメリットが伝わりやすいかと思います。

普通の椅子は組み立てをしてもネジやはめ込み式の取り付けを行うので、取り外しが面倒です。それらを外したとしても、今度は再び組み立てるのは相当に骨が折れますよね。ネジパーツなどを無くすリスクもあります。

その点、この手のチェアはそれらの心配がありません。再び組み立てるのも苦労がなく、移動時のメリットが大きいです。

「超フリーフットワーク」を可能にする軽量性。

驚くほどの軽量性ゆえ、気軽に布団の上などにひょいと載せてどかすことができるので、掃除をするハードルが下がります

このハードルを下げることというのは行動の習慣化に必要な要素であると僕は考えているので、言葉通り毎日の掃除の負担が少なく習慣化できています。

普通の椅子だとゴロゴロ床を転がしたりずらしたりしなければいけませんよね。以前のように同じような椅子を購入していれば、次第に掃除へのやる気も起きなくなっていたかもしれません。

掃除が終わったらまた戻すだけ。しかも軽くつまむだけです。

気分を変えて場所を移動するのにも、この取り回しの良さが活きてきます。

椅子を持って部屋からリビングに移動すれば、リビングには別途椅子を購入する必要がありません。彼女と食事をして映画を観るのにも一役買ってくれています。

僕なりの挑戦。「車内チェアリング」やってみた。

そしてついこないだ実践したのですが、車内でチェアリングをしてみました。「チェアリング」とは、基本的にアウトドア用のチェアを持って自然に赴き、その時間を過ごすという新しいリラックス体験のことです。

僕の所持している車は軽バンなので車内の後ろのスペースが広いです。そこにこのチェアを持ち込んで、海を眺めながら車内でnote記事を作成しました。ちなみに、この時もMacBookを足に載せて普段通り作成しました。

車内チェアリング。荒れた海を眺めて。

疲れたら飲み物をちょっと飲んで、画面から目を外して海を眺める
ちょっと気分転換にと思ったら、すぐ降りて海まで歩いて行ける

普通のオフィスチェアではこんなことはできません。
アウトドアチェア、特にこのチェアの尖った取り回し性能の高さのおかげで、良い体験のチェアリングが実現できたと言っていいでしょう。

デメリットは「2つ」だけしかない。

ここまでメリットを書きましたが、物事は常に二面性を持っています。デメリットもあるので、そちらもご紹介します。

正直いうと僕にとってはほぼデメリットがないのですが、デメリットはまず「冬にお尻が冷えてしまう」ことです。

両脇がメッシュ構造。

画像を見てもらうと分かる通り、この椅子は携行性や快適性を高めるために生地の一部がメッシュになっています。

このメッシュは暖かい時期にお尻のムレを感じにくく快適なんですが、冬場には逆効果になりお尻に直に冷気が伝わります

冬場の起床時や夜間は床からの冷気がこのメッシュを通ってお尻に触れて、血が通っているのか不安になるくらいお尻が冷えていたことがありました。

こうした寒期での使用状況を想定して、Helinoxからはもちろん他社からも暖かい素材のチェアカバーが出ています。あのお尻の冷たさを避けたいので、本格的な冬になる前に近々購入を検討しています。

もう一つは、「床や椅子自身が傷つきやすい」ことです。

丸い脚部。床へダメージを与えてしまう。

脚部の足先部分は硬い樹脂で覆われ、丸みを帯びています。つまり、これによって床と足先の接地面が「面」ではなく「点」になっているんですね。

後ろにどかっと寄りかかるようなスタイルの座り方なので、体重を椅子に預ける形になります。すると点で支えるこの椅子の足先には強い圧力がかかり、床と椅子の足先に深刻なダメージを与える可能性があります

僕もショップで実物を見たんですが、ショップの床がかなり傷ついてこの椅子の脚部の樹脂も削られていました。

このチェアに寄りかかったまま方向転換したり思い切り座り直すような体重を強くかける行動は取らない方がいいでしょう。

僕の場合は無印良品の厚みのあるバスタオルを折って敷くことでダメージの軽減に努めています。今のところ床へのダメージは全くありません。

以上でこの2点がデメリットとして目立っていますが、対策を講じることができれば十分部屋での活用は見込める商品なのは間違いありません

さいごに : 椅子に座ってやることがとても楽しい。

長い文章になってしまいましたが、いかがでしょうか。

椅子は古来より人間の負担を大きく軽減し日常生活を快適にしてくれるアイテムですが、時としてマイナスに働く側面もあります。

掃除の邪魔になったり移動が容易ではないなど、ミニマリスト的に考えればストレスを感じやすい現代社会だからこそそうした障壁はなるべく無くしていくことが重要です。現にそのおかげで、充実した生活を送れています。

あのブログ記事に出会わなかったら、僕はきっと同じような椅子を手にして嫌な思いをしていたと思います。アウトドア用品がこんな形で生活に馴染むなんて思いもしませんでした。

これからもこのグラウンドチェアを存分に活用しながら、みなさんに興味を持って読んでいただけるnote記事作成に努めていきたいです。

今回の記事はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、また。

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