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部下をもったらいちばん最初に読む本

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ある一冊の書籍についておすすめしたいと思います。
その書籍は「部下をもったら一番最初に読む本」です。

アチーブメント出版さんから出されている本で、著者はアチーブメント株式会社の取締役営業本部長の橋本拓也さんです。ご自身がプレイヤーから、そして暗黒時代があったとご自身もおっしゃってますが、そこからどうやってこのマネジメントのスキルを身につけて、今は取締役に出世されていったのか?その中で実際に橋本さんご自身が体験したことを中心に書かれている本でして、非常に読みやすい本なので、マネジメントにあたっている方にはぜひ本当に読んでいただきたい本だと思っています。

僕はこの一冊を花業界の方にもぜひ読んでもらいたいと思っています。花屋さんでよくあるパターンとして代表的なのは、自分がまずトップフローリストとしてそのお店を立ち上げて、人気が出てお店も軌道に乗って、忙しくなってきたからスタッフを雇って少しずつ少しずつ人数が増えて、仮に10人体制になりました。でもそれでも自分がまだトップフローリストだったりもするわけですし、その過程で自分のお店に入ってきてくれたスタッフの育成にも当然関わっているわけで、とはいえ育成の技術を別にそれまで学んできているわけではないんです。
例えばでもレッスンを通じてお花を束ねる技術やお花を生ける技術に関しては、教え方っていうのはある程度備わっていると思います。ただそれは本当に技術的なことであって、言葉の選び方とかどうやったらその人の内面の内発的動機づけを促せるかとか、マネジメントに関する技術を学んできているわけではないです。なのでつまりは自分の持っているそのスキルノウハウをその方々に少しずつ伝授していくような、そんなスキルとマネジメント手法が非常に多い業界なのかと僕は見ていますが、お花ではない業界いわゆる一般的な会社の中で、例えばトップ営業マンが評価されて「次は〜君みたいな人をどんどん育てて欲しい」という期待を持ってマネージャーに昇格したとします。そのマネージャーは意気揚々と部下の育成に当たるわけですが、自分みたいな人を育て欲しいと言われているから、自分も自分のやり方で成績を出してきたから、自分のやり方をその部下に伝えていくわけですね。そうするともう想像できますよね?衝突が起きます。つまりはやっぱりプレイヤーとしてのスキルとマネジメントとしてマネージャー としてのスキルは違うということなんです。

書籍の見開きページに真っ先に書いてある言葉「マネジメントは技術。学べば誰もが習得できる」と書いてあるんです。

そうなんです、マネジメントというものは技術なんです。
人間性とかそういうタイプとかそんな話ではなくて技術なんです。車の運転するのに運転免許を取得するのと一緒。つまり、その技術を身につけないでマネジメントに当たるということは、マネジメントの無免許運転をしているという状態なんです。なんとなくイメージつきますか?でも、確かにそうだよなって思う人いませんか?マネージャーに任命していただいたはいいけども、昇格したはいいけども、会社側からこれといったマネジメントのスキルを特に教わってないな、これ自分で勝手に学べってことなのかな?とか、やり方よくわからないから見よう見まねで今まで自分が受けてきた教育をそのまま部下にやればいいのかな?とか、ネットを使ってとりあえずなんか調べてみてとか・・

でも、本当にこれでいいのかなと悶々としている方もたくさんいるとは思います。

チームや組織や企業はよくバスに例えられます。行き先や目的地があり、人が乗ってくることもあれば降りていくこともあります。そしてマネージャーとチームメンバーの関係性はバスの運転手と乗客に似ています。チームや組織をバスとするなら、マネージャーは運転手。メンバーは乗客です。ですが一つここで問題があります。 運転手であるマネージャーは無免許運転をしています汗 普通の運転免許証を持っていますが、バスを運転するための免許証は持っていないのです。

ということが、本の冒頭書かれているんです。この記事を読んでいただいている方で部下の育成にあたっている方いらっしゃったら、ぜひ一度「そういえば俺マネジメントについて特に学ばず来ちゃってるな」「自分のやり方をただ伝えようとしてるだけだな」と感じたは方、この書籍をお勧めしますのでぜひ読んでみてください。

それでは、今日も元気にがんばローズ🌹