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301st_挑戦者に "オモテナシ"は過剰なサービス提供(大会規定編)(ゼロフジゼロまであと13日)

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  このブログは、
  「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
  ジャーニランという200~500kmを走る
  というクレイジーなレースにおいて、
  その最高峰を目指すとある男の実録である。

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ゼロフジゼロまであと13日。

今朝は、いてもたってもいられず、
朝4時半から走ってきました!
やはり暑いですね汗
今日は、気温27度、湿度95%。
まだ梅雨が明けきっていない、大阪ですが、
あと2週間後にどこまで湿度がマシになるか、、、

山梨では湿度に加えて、気温はもっと高くなるだろうから、体感する暑さは推して測るべし。

台湾では湿度100%という環境もあるみたいです。
気温も然りですが、湿度も侮れない敵なんですよね汗



■ 日本は"おもてなしの文化"とか、言われますが、
正直、「 度を超えている 」と思うんですよね。
何もかも手厚くサービスが受けられると思っていたら、
世の中、そんな上手いことはないですよね。

都市部の名がつく冠マラソンは、その典型で、
両手にいっぱいのお菓子エイドや、粉もんどっさりのエイドなど、
そもそも走るためにそこにきているランナーからしたら、見当違いのもてなしがされています。たしかに、お菓子や食事は魅力的ですが、「 なにも走っている最中に食べないよ 」という人が多いと思います。「 せめて、走り終わってから提供してよ! 」が本当にランナー想いの大会と言えるでしょう。



■ そこへいくと、ゼロフジゼロは、非常に" ランナー想いの大会 "です。

なにせ、『 なにもない 』から。



一例を挙げると、

完走したら 額に入った立派な賞状をもらえる? 
→ ありません。ペライチ枚の完走証だけ。

1位になれば賞金はもらえる? 
→ ありません。むしろ自分で富士山の通行費を払ってください。

エイド? 
→ ありません。贅沢です。

途中経過? 
→ ありません。メッセンジャーで生存確認だけ。

荷物預かり? 
→ ありません。各自で管理。

ゴールテープはある?(ゴールに誰かいる?) 
→ あれば、ラッキー!なくて当然!

てな具合です。

勘違いしてはいけません。


マラソンじゃないよ。

だって、サバイバル、だもん。

ないもんは ない、よ。

それだけ、ジャン。



地位とか、名誉とか、勲章とか、ありません。
参加者は多くを望みません。
「 こんな企画を立ててくれただけで、ありがたい 」と思います。
あくまでも[ 好きで参加して、好きで走っている ]のだから。
スタートラインに立たせてくれただけで恩の字。
あとは、
全部、自分の努力、自分の知識、自分の経験、自分の走力、次第。です。


■ はたから見たらこんな大会、酔狂そのもの、でしょう。だって、参加している自分でも「 ホンマ酔狂やな! 」と思ってますから笑
加えて、多少なりともご自身でも走った経験がある方は、酔狂を通り越して、「 生き死に関わる問題じゃん! 」と気づくと思います。
そう考えると、
"完走すること"が至極の目標ですが、最低限の目標は"死なないこと"なのです。


人は、未知の領域に踏み込んでこそ、成長します。
やれること、今までもやってきたことを繰り返しているだけでは、
力(再現性)はついても、能力の伸びはしません。
今までやってきたことから、一歩でも二歩でも踏み出してこそ、
成長につながります。し、新たな自己発見につながるのです。

そのためには、自分が持っている能力のギリギリのところを狙っていかなければなりません。



■ 昨年、ゼロフジゼロ(片道)を完走したとき、確かに身体的な疲労感や精神的に富士登山に疲弊した感はありました。
が、「まだワンチャン行けるのでは?」という根拠なき自信と数ミリの余裕がありました。

なので、今回は根拠なき自信と数ミリの余裕も、吹き飛ぶような「 その先 」を目指さなければなりません。
「 その先 」に足を踏み出すことによって、過去の自分よりも成長できるのです。

その先に踏み出すのは、" 挑戦 "と言えます。
挑戦していると、やがてくる体力/気力/意思力の限界、境界線ギリギリのところで戦わなければなりません。

[ まだ行けるのか ] [ これ以上はダメなのか ]
そのギリギリの狭間でせめぎ合っている。
そんな状況だからこそ、" 挑戦 "なのです。


やれることばかりをやるのは、ある意味、[ 現状維持 ]です。現状維持で力になっていくこともあります。が、挑戦ではありません。力の定着はすれど、自分自身の力は伸びない。



■ よくいう話ですが、僕も昔は" 一般ピーポー "でした。
が、ある時から、より高い目標を立てて走ることに快を覚え、気づけば、フルマラソンやウルトラマラソンぐらいの距離は、日常になってしまいました。それらの距離を走ることで力はつきましたが、成長には繋がっている感覚がありません。言い換えれば、「 すでに知っているよね 」という" 既視感がある "のです。当たり前のレベルが上がってしまったのです。

だからこそ、やってことないことに挑戦することに意義があると思います。し、「 その先にあるものを経験することに価値がある 」と考えています。


兼ねてからお伝えしているゼロフジゼロ・(634km+富士山)x2は、完全な未知の領域です。踏み込んだことのない領域だからこそ、得られるものはあるでしょうし、まだ見ぬ自分にも出会えると思っています。

まだ見ぬ自分は、チャレンジするからわかることです。ネットを叩いても、誰かに話を聞いてもわかりません。自分で未知の経験をするからこそ、得られるものがある。そう考えています。


■ 未知の経験をさせてくれるゼロフジゼロの主催者さんは、非常にランナー想いです。こんな大会、めったにありません。(しかも参加費2,000円!)

一般的なマラソン大会に飽きた方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?きっと三途の川が見えますよ笑


挑戦することが無理なら、挑戦している僕を応援してください!↓笑
あなたの応援と共に、僕が走ります!



今日もお読みいただき、ありがとうございました!


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