飽き性の私が習慣化のためにやっていること
昔から、雑誌に載ってる心理テストをやると「熱しやすく冷めやすいタイプ」に分類されていました。
そんなことない!長く続けているものだって沢山ある!と思っていましたが、振り返ってみると「やる気になってあれこれ揃えた割にはすぐ飽きる」という経験も多くあった気がします(一番よく覚えているのはベース。楽器もそこそこいいのを買って、アンプなどの周辺機器もそろえ、高いマンツーマンの教室にも入会したのにほとんど触らずやめてしまった…)。
好きなことは続くんですけどね…(手帳はそのうちの一つです!)。
そんな私なので、ものごとを習慣化させるにはそれなりに「ワザ」が必要です。
前回TO TOリフィルを紹介したのですが、その中にハビットトラッカー(ハビトラ)を入れているということをお話ししました。
ハビトラは習慣化には欠かせないものですが、飽き性の私がこれをどうやって使っているのかお話しします。
私流ハビトラのこだわり
使い方といっても普通に「やったらチェック」するだけですが、実は1週間ごとに書き換えているというのがポイントになります。
ハビトラというと1ヶ月単位のものが多いですよね。
私はこの「1ヶ月ハビトラ」がうまく使えません。
というのも、1ヶ月同じことをやり続けることが前提にあるから。
まぁハビトラなのでそりゃそうだろ!なんですが、例えば皆さんは新しいことを始めようとしたとき、計画倒れすることありませんか?
語学の勉強を始めよう、と思って「毎日資格試験の問題集を2ページ進める」ことにしたとする。
ハビトラには「テキスト2ページ」と書いて、準備は万端。
よし始めよう、と取り掛かった時「あれ、2ページって意外ときついぞ?」と気付いたりすることってないですか?
”熱しやすい”私は張り切って計画を立ててしまうのでめちゃくちゃあります。
その日がたまたま忙しかった…とかならいいのですが、時間があったとしても案外大変かも…とスタートしてから気付く。
何日かは頑張って「1日2ページ」を進めるのですが、毎日となるといよいよ厳しくなり、継続が難しくなるタイミングが来ます。
こういう無理のある計画はまさに習慣化の敵。
この時こそ、計画の見直しが必要だと私は思います。
ハビトラに書いてしまったがゆえ「1ヶ月はこのまま頑張ろう」と思う方もいらっしゃると思いますが、”冷めやすい”飽き性な私はその前に挫折します。
それよりは、ハビトラの期限を1週間にしてとりあえずでスタート。
1週間後に見直しをし、この計画は無理があるな、と思ったら「テキスト1ページ」「問題1問だけ」など毎日の自分に課す内容を調節していきます。
私流ハビトラの恩恵
ハビトラにとりあえず「語学の勉強」って書いておいて、語学に関して何かしらやったらOKってことにしたらいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私も過去にそのやり方を実践したことがあります。
ですが、やることに自由度がありすぎると「今日の勉強どうしよう。ラジオ講座を聞こうか、それともテキストを進めようか、進めるなら何ページか…」と始める前に迷ってしまい、結局決められずに実行できないということがあります。
なので、やることは決めて、1週間という短い期間で実行して、必要があったらこまめに変更。
これを自然にできるのがこのリフィルの良いところです。
内容を変更する過程は、自分に合ったやり方を考えるきっかけにもなります。
また、このリフィルは1週間ごとなので週が変わると項目の書き写しが必要になります。
バレットジャーナルに「今日のタスクが終わらなければ、見直して、明日に繰り越すか、やらないことにするか決める」というタスクの取捨選択があります。
このハビトラも「この習慣はもう十分馴染んだからいいや」とか「今週は忙しいから勉強は一旦お休みにしよう」といった取捨選択をすることができます。
加えて「とりあえず1週間だけ!」なので、新しいことを始める時に綿密な計画を立てる必要がなくなり、取り掛かるまでのハードルをぐっと下げてくれます。
1ヶ月単位で管理すると気持ちを新たにスタートできるタイミングが30日に1回ですが、これだと7日に1回。
リスタートのタイミングを増やすことで「最初にハードな計画を立てがち」で、加えて「飽き性」な性格とうまく折り合いをつけています。
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