老眼 年齢を実感する日々(記事68)
私はあと一年半ほどで50歳になります。
30歳を過ぎるといろいろ衰えを感じ始めるものですが、40歳を過ぎると30代に感じた衰えなんて入門編レベルに思えてきて、更に45歳を超えてからは40歳の頃が懐かしくなってきます。
私はもともと近眼で、メガネをかけているのですが、今年の8月頃からパソコンの文字が見にくいと感じるようになりました。
「メガネの度数があっていないからかな?」と思って9月末にメガネを新調したのですが、遠くははっきり見えるのに、パソコンの文字はやはりかすんでおり、しかも、日に日にひどくなっています。
近眼なのでスマホを見る時はメガネをしません。遠くを見る時はメガネが必要です。パソコンくらいの距離は、裸眼だと字が字に見えないくらいぼやけてしまうのでメガネが必要ですが、今はメガネをしてもかすんでしまいます。
近眼のメガネを新調しても状況は変わらないので、「これはもしや老眼というやつか」と思い、始めて老眼鏡を購入してみました。
中国のネット販売(淘宝/táo bǎo )で57元(1200円くらい)、50歳~53歳向けとなっています。
初めての老眼鏡をさっそくかけてみましたが、全てがぼやけて近くの物すら見えません。
近眼なので近くの物は元々見えます。でも、老眼鏡をかけると正常に見えていたものがぼやけます。
近眼なので遠くの物は元々ぼやけています。老眼鏡をかけても矯正されません。
「そりゃそうだよな、いつもメガネをかけているんだから、それを外して老眼鏡をかけても意味ないよな」と気がついて、違うタイプの物を探してみました。
46元(1000円くらい)、50歳~54歳向けとなっています。
これはメガネの上につけるタイプです。
こうなります。
これをつけてみて驚きました。
遠くの物は若干ぼやけます。通常のメガネの方がはっきり見えます。
でも、パソコンはこれをつけるとくっきり見えます。スマホなど、近くの物も鮮明です。
中学の頃、始めてメガネをかけた時、同級生の顔がはっきり見えて、感動したことを思い出しました(あの子、お肌があれているのね、みたいな幻滅感もありましたが)。
ただ、この老眼鏡はちょっと重い感じがするのと、慣れないこともあって、つけている時間が長くなると疲れてきます。まあ、これは仕方がないですね。
あと、最初に買った老眼鏡ですが、とりあえず保管してあります。十数年後に妻が使ってくれるでしょう。
おまけの中国語です。
老眼 → 老花(lǎo huā) 老花眼(lǎo huā yǎn)老视(lǎo shì)
老眼鏡 → 老花镜(lǎo huā jìng)