上映中止の経緯
右翼の抗議が予想されるので中止にしたとのことだ。
鈴木邦男さんが元気な頃は、ここから「右翼が右翼の抗議に抗議をする鈴木邦男劇場」が始まったわけだが、病気療養中の鈴木さんにそれを期待するわけにもいかない。
悪いのはいちいち押しかけてくる右翼だが、それに屈する劇場や配給会社もどうかと思う。東アジア反日武装戦線の映画をやると決めたのなら、その時点である程度の覚悟は決めてほしかった、とも一瞬、思ったが、そんなことを言い出したら誰も上映できなくなる。だから、ここは「しょうがないですねー」と言っておくのがいいのだろう。
とはいえ、「右翼の抗議」が来たと聞いて少し嬉しくもあった。「狼はまだ生きている」と思えたからだ。