『コンサルが読んでる本 100+α』を読みました。
書評本は普段あまり読まないのですが、コンサルティング業務をされている方が持つ考え方の原点に触れておきたいと思い手に取りました。
書評本は頭から全てを読み込むといった読み方ではなく、興味のある分野・ジャンル・タイトルから読んでいます。その点から考えると、この本は一本一本の書評が短く独立しており、文体についても受け入れやすく思います。実際にこの本を読んでいくつか読みたい本にも出合うことができました。
また、この本は書評集としても良いものです。
書評はどうしても本の紹介=あらすじになりがちですが、この本には自分の体験談からの意見も取り混ぜて記録されています。
書評の価値は「書評の書き手がどう思い何を得たか」といったところにあると考えており、自分もこの本にあるような書評を書けるようになりたいと考えていますが、まだまだ研鑽が必要であると感じます。
自分にとっては、そういった書き手の視点でも得られるものが多い本となりました。