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私訳古典シリーズ第十四弾『英雄小説〈新日本島〉』制作決定

 明治最大の怪事件と呼ばれた帝国軍艦〈畝傍〉沈没の真実に迫る!

 14冊目となる今回は、「新訳〈海底軍艦〉シリーズ第五弾」――『英雄小説〈新日本島〉』をお届けいたします!
 小説『海底軍艦』で知られる日本SF小説の祖、押川春浪が日露戦争後の1906年に出版した本作。時系列的には三作目の『新造軍艦』のその後の物語となります。


 シベリアの果てしない大地の異境の地に、ロシア帝国の政治犯を収容する難攻不落の牢獄〈青面塔〉が秘密裏にそびえている……。日露戦争の勃発から数か月後、その中に収容されていた〈老英雄〉のもとに、コサック兵に囚われた桃井男爵が連行されてくる。そこで桃井男爵が語ったのは、十数年前に行方不明となっていた帝国軍艦〈うねび〉や、『第二の日本』を打ち立てるために暗躍する秘密結社〈東洋団結〉にまつわる、信じられない物語だった……。

 明治・大正期の少年たちを虜にし、東宝特撮映画『海底軍艦』の原案となった、伝説の冒険小説のシリーズ第五弾が現代語訳&注釈付きで登場!
 日本武侠男児たちの物語は、ついにクライマックスへ……。


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