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【発売中】『革命の天使:来るべき恐怖の物語』(私訳古典シリーズ第十弾)

飛行戦艦で世界を革命!? 世界各国の専制君主を打倒し、革命を成し遂げようとする秘密結社の物語!

記念すべき10作目は、H・G・ウェルズなどと並んで19世紀末に英国で活躍したSF作家、ジョージ・グリフィス(1857‐1906年)の代表作『The Angel of the Revolution: A Tale of the Coming Terror』。

1893年に出版されたデビュー作である本作は、ジュール・ヴェルヌの『征服者ロビュール』やウィリアム・モリスの『ユートピアだより』などに触発され、未来の戦争を描いた侵攻文学と科学ロマンスをミックスした内容ですぐにベストセラーとなった。

その社会主義的な思想もあって日本では長らく知られていなかったが、この度、初邦訳&原書の挿絵付き&注釈付きで登場した。


あらすじ

1903年、貧しい発明家のリチャード・アーノルドは実現不可能と思われていた飛行船の設計に成功するも、それを実現するための開発費がなくて窮地に陥っていた。そんな中、ある出会いがきっかけに、ロシア皇帝や世界中の独裁者を倒し、革命を成し遂げようとする秘密結社〈自由への同胞団〉に加わることになる。組織を率いる指導者の娘、〈天使〉ナターシャと恋に落ちたアーノルドは、自ら開発した飛行船を操り、ロシア皇帝との戦いに身を投じていくが……。

上下巻。24年12月15日 配信開始!
よろしくお願いいたします!


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