古典文法/接続助詞の解説
古典文法/接続助詞の解説です。
接続助詞は、活用する語に接続し,前後をつなぐはたらきをします。
※ 間違いが
ありましたら、
ご指摘ください。
少しずつ追記します
古文の接続助詞は、17種類です。
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☆一覧
(1)「ば」:
未然形接続で順接の仮定条件「もし~ならば」
已然形接続で順接の確定条件「~ので、~から、~ところ、~と(いつも)」
(2)「とも」:
終止形と形容詞の連用形に接続
逆接の仮定条件「~としても」
(3)「ど」:
(4)「ども」:
已然形に接続
逆接の確定条件「~としても」
(5)「が」:
(6)「に」:
(7)「を」:
単純接続
「~が、~と、~すると」
順接の確定条件
「~ので、~から」
逆接の確定条件
「~のに、~が」
(8)「て」:
(9)「して」:
形容詞型・形容動詞型活用の語の連用形、打消の助動詞「ず」の連用形に付く
※「して」格助詞・副助詞にもある
・単純接続
・順接の確定条件
・逆接の確定条件
(10)「で」:
打消接続
「未然形+で」
訳は「~ないで・~なくて」
(12)「つつ」:動作の反復・継続
(13)「ながら」:
連用形と形容詞・形容動詞の語幹に接続
・動作の並行「~ながら」
・逆接の確定条件「~のに、~が」
(14)「ものの」:
(15)「ものを」:
(16)「 ものから」:
連体形に接続
逆接の確定条件
「~けれども、~のに」
(17)「からに」:
「~するとすぐに」
☆百人一首での用例
用例が複数ある場合、
解説記事としました
(1)「ば」
(2)「とも」:
(3)「ど」:
(4)「ども」:
(5)「が」:
(6)「に」:
14 河原左大臣
5句:逆接の確定条件
(7)「を」:
(8)「て」:
(9)「して」:
(10)「で」:
(12)「つつ」:
(13)「ながら」:
(14)「ものの」(15)「ものを」:(16)「 ものから」
(17)「からに」:
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【古典文法/助詞の解説】