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曾禰好忠とは?

曾禰好忠とは?

曾禰好忠は、生没年不詳です。
平安時代中期の歌人です。

源順・大中臣能宣・源重之らと交流がありました。


丹後の国(現在の京都府の北部)の役人を長く勤めていたことから、
曾丹(そたん)と呼ばれるようになったそうです。
曾禰好忠の「曾」と丹後の国の「丹」の字をとってそう呼ばれました。
しかし、曾禰好忠自身は、曾丹と呼ばれることがイヤだったようです。※1

中古三十六歌仙のひとりです。



『好忠集』に、

田子の浦に
きつつなれけむ
乙女子が
天の羽衣
さをすらむやぞ

と三保の松原の羽衣伝説と併せています

※1
周囲の「からかい」ですが、
現代の「いじめ」だったかも
知れません。
偏狭な性格で自尊心が高かったことから、社交界に受け入れられず孤立した存在だったようです。

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【曾禰好忠】

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